「PC-9801」みたいなPCケースが登場 エイプリルフールの“ネタ投稿”が現実に
2025年1月17日(金)7時50分 ITmedia NEWS
横置きの白い筐体は、左上にブランドロゴ、その下のアローラインやスリット、右側に上下2段のフロッピーディスクドライブっぽい造形があり、遠くから見るとまさにPC-9801シリーズの雰囲気。アローラインが右向きなので「PC-9801VM」(1985年)以降がモチーフとみられる。
下段のフロッピーディスクドライブは扉になっていて、開くとUSB Type-CやUSB 3.0(×2)といった今風のポートが現れる。電源ボタンはもちろん右下だ。その他の仕様は画像の通り。
このPC-9801風PCケースは、2023年のエイプリルフールに日本のSilverStone公式Xアカウントが投稿した“ネタ画像”が元になっている。ネタのつもりが好評だったため、製品化を決定。これまでにいくつかのイベントで試作品を公開していた。
PC-9801は、NECが1982年から1995年まで販売し、広く普及した“国民機”だった。その後のPC-9821などを含むPC-9800シリーズ全体では、2004年3月の最終出荷までに累計1830万台を販売した。