コーセー、インドの化粧品企業と提携 - 売上拡大に向けて合弁会社も視野
2025年1月17日(金)7時0分 マイナビニュース
コーセーはインド市場における事業強化のため、インドでスキンケアブランド「foxtale」を展開するフォックステイル社と戦略的提携の契約を締結した。すでに同社の株式を10%取得している。今後、コーセーはfoxtaleブランドに対して商品開発などをサポートし、フォックステイル社からはインド市場におけるマーケティングの知見を得ていく。
地域に根付いたブランド確立へ
インドにおけるビューティ&パーソナルケア市場の規模は約2兆5000円におよび、今後も伸長が予測される。なかでもスキンケア、メイクアップ化粧品は高い成長率が期待される分野となっている。
フォックステイル社は、ロミータ・マズムダール氏が2021年にインド・ムンバイ市で創業したD2C(Direct to Consumer)を中心に展開する化粧品会社。消費者の声を元に徹底的に試作を繰り返し、消費者の評価を元に発売を決める事業方針が多くの支持を集め、インドのプレミアムマス化粧品市場において著しい成長を遂げている。
一方、コーセーは2013年にインドの現地法人として「コーセーインディア」を設立。2014年には市場のニーズに応えるスキンケアブランド「Spawake」(スパウェイク)を立ち上げて市場開拓を進めてきた。
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