中古のiPhoneを買ったら「アクティベーションロック」が解除できない……どうすればいいですか?
2025年1月18日(土)21時25分 All About
中古のiPhoneでアクティベーションロックが解除されない場合の対応について、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。
(今回の質問)
中古のiPhoneを買ったら「アクティベーションロック」が解除できませんでした。解決できますか?
(回答)
アクティベーションロックがかかっている場合、もともとの持ち主が操作を行い、ロックを解除しなければなりません。前所有者が近くにいるのであれば、直接操作をしてもらえばOKです。もし前所有者が遠くにいる場合は、遠隔操作によるロックの解除が可能ですので、操作を依頼しましょう。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。
アクティベーションロックとは
アクティベーションロックとは、他人が勝手にiPhoneを操作しないように保護する機能。iPhoneが盗まれたり、紛失したりしたときに、他人が勝手に操作できないようにロックをかけます。iPhoneをはじめて利用するとき、所有者のApple IDがデバイスにひも付けられ、これを「アクティベーション」と言います。
既にApple IDとひも付けられたiPhoneについて、他のApple IDによって再登録・再アクティベーションできないようにする。これがアクティベーションロックされている状態です。
アクティベーションロックを解除する方法
既にApple IDとひも付いているiPhoneを、別のApple IDにて再登録したい場合は、まずはじめにもともとのApple IDとiPhoneの連携を解除する必要があります。■前所有者に直接画面の操作をしてもらえる環境の場合
知人友人・家族など、iPhoneを直接譲り受けたような環境であれば、前の持ち主に直接操作をしてもらうのがよいでしょう。
アクティベーションロックがかかっているiPhoneは、ホーム画面でApple IDとパスワードの入力を求められます。前所有者にご自身のIDとパスワードを入力してサインインしてもらいましょう。
■前所有者が遠くにいて、画面操作ができない場合
ネットオークションやフリマアプリを使ってiPhoneを購入して、前所有者と直接の面識がないようなケースは、遠隔で操作をしてもらう必要があります。
前所有者とコンタクトを取って、以下の手順に沿ってアクティベーションロックを解除してもらいましょう。
1. 「デバイスを探す」にアクセスする
2. Apple アカウントにサインインしてもらう
3. iCloud から削除するデバイスを選択する
4. 「このデバイスを削除」をクリックする
上記の手順を踏むことで、前所有者のApple IDとiPhoneのひも付けが解除でき、新しいApple IDにて再登録できるようになります。
この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
(文:ばんか)