激速ブートの夢へ——PCIe 4.0対応のM.2 SSD×4本挿しカードが登場

1月21日(火)6時5分 ITmedia PC USER

ASrockの「Hyper Quad M.2 Card」カード

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 先週、ASrockからPCIe x16スロットに接続するM.2 SSD増設カード「Hyper Quad M.2 Card」が登場して話題を集めていた。価格は1万3000円前後(税込み、以下同)だ。
●熱が心配だけど魅力的——ASRockのPCIe 4.0対応M.2 SSDカード
 Hyper Quad M.2 Cardは、2019年2月に登場した「Ultra Quad M.2 Card」の後継モデルで、M.2 PCIe SSDを斜めに4本挿せる仕様は共通している。Hyperは新たにPCIe GEN4.0に対応したのが最大の特徴だ。サポートするマザーボードはASRock指定のX299/X399/TRX40チップセット搭載モデルで、ブータブルSSDに指定できる(X299マザーはIntel VROC対応が必須)。
 入荷したTSUKUMO eX.は「PCIe 4.0タイプ4本で激速のブート環境を作れるのが魅力ですね。ただ、PCIe 3.0よりさらに発熱しやすいので、そのへんの処理をうまくやる必要があるでしょうね」と話していた。
 同様に、排熱にテクニックがいると語るショップは多い。「内部の冷却構造がUltraと同じなのが気になりますね。5cm径のファンだけで処理しきれるのか。ヒートシンクも2段占有くらいに大型化してもよかったかも」(某ショップ)とのコメントも聞いた。
 ただし、それでもポテンシャルの高さから注目されており、超ハイエンド構成で組む際の有力な選択肢となっている様子だ。オリオスペックは「プライベート用で25万円以上するRyzen Threadripper 3970Xを選ぶ人も普通にいますし、購入する価格帯の幅が広がっているのは確かですね」という。
●Threadripper用のゲーミングマザー「ROG Strix TRX40-E Gaming」も店頭に
 第3世代Ryzen Threadripper対応のゲーミングマザーもASUSTeKから登場している。ATXサイズの「ROG Strix TRX40-E Gaming」で、価格は6万9000円前後だ。
 2.5GbEの有線LANとWi-Fi 6が使える他、Aura Sync RGBをサポートする。M.2 SSDはPCIe GEN 4.0対応ポートが3基あり、うち1基はSATA接続にも対応している。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「3Wayでもx16/x16/x16でフルに使える頼もしいマザーですね。その上でATXサイズにまとめているので、導入しやすいのも魅力です」と高く評価していた。
 また、同社からはカードの長さを197mm、幅も2スロット占有にコンパクト化したGeForce RTX 2070カード「DUAL-RTX2070-O8G-MINI」も売り出されている。価格は5万7000円前後だ。
 CES 2020でIntelから発表された新型のIntel NUC 9 Extremeキットや、Intel NUC 9 Proキットに内蔵できるカードで、GPU温度が55度を下回るとファンの回転が停止する「0dBテクノロジー」もサポートしている。
 続いては、新たに登場したBD-Rドライブを見ていこう。
●BD-Rに16倍速書き込み可能な外付けBD-Rドライブがパイオニアから
 パイオニアからBDドライブも売り出されている。ULTRA HD Blu-rayに対応する「BDR-X12J-UHD」と標準モデル「BDR-X12JBK」で、価格は3万円弱と2万円強だ。
 どちらも1層タイプのBD-Rに最大16倍速で書き込める速度を備え、オーディオCDの読み取り精度を高める「PureRead(原音再生)」機能や、無料アプリの導入によりPCなしでAndroid端末に音楽を転送できる機能などを備える。ボディーサイズは160(幅)×220(奥行き)×50(高さ)mmで、縦置きと横置きに両対応する。PCとはUSB 3.1で接続し、給電には専用のACアダプターを使う。
 入荷したパソコンSHOPアークは「ポータブルタイプでは難しい高い性能を詰め込んだBDドライブですね。光学ドライブ自体のニーズは正直落ちてきていますが、その中でも質や性能を重視したいという人のためにも存在してほしいモデルです」という。
 週末を前にBDR-X12J-UHDは売り切れのショップが目立ったが、これは仕入れ数を絞っている側面が強い様子だ。別のショップは「ULTRA HDはPC側の条件も厳しいので、自作で環境を整えようという人は本当にニッチです。でも、ニッチの中の熱意はずっと下がっていない感じです」と話していた。
●両面とも光るアドレサブルRGBファンがCorsairからデビュー
 光モノでは、Corsairから14/12cmファン「iCUE QL RGB」シリーズが登場している。14cm×2個セットが1万3000円弱、単体が5500円前後、12cm×3個セットが1万4000円強、単体が5000円弱となる。
 ファンの表裏に偏りなく合計34個のアドレサブルRGB LEDが組み込まれており、どちら側からも狙い通りの色表現ができる。TSUKUMO eX.は「排気と吸気のどちらに配置する場合も見た目に差がないので、マシンを飾る自由度がグンと増すんじゃないかと思います」と高く評価していた。
 その他、長尾製作所のオープンフレームケースのATX版「オープンフレーム Ver.ATX(N-FRAME-ATX)」とmicroATX版「オープンフレーム Ver.micro ATX(N-FRAME-MATX)」が週半ばにも登場するという。価格は1万6000円前後と1万5000円前後だ。
 12月から「オープンフレーム Ver.Mini-ITX」を展示しているオリオスペックは「ベンチマーク台としてではなく、パーツを鑑賞しながら稼働させるケースとして人気が出るかなと思います。Ver.mini-ITXと違い、ATX電源が載せられるので構成の幅も広がりますから、反響が楽しみです」と話していた。

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