気持ちが落ち込んだ時に体を動かすべき2つの理由

1月21日(木)16時0分 lifehacker

2021年1月6日、ワシントンDCの米連邦議会議事堂が暴徒によって一時占拠されていたころ、私は散歩に出かけました。
それから数時間後、事態を何とかして理解しようと、自分でも嫌になるほど長いあいだツイッターに張りついたあとに、今度はランニングに出かけました。それが私には効き目があったのです。
運動をすれば、すべての人のメンタルヘルスが改善するなどと言うつもりは毛頭ありません。
けれども、お酒を飲んだり、ネットで悪いニュースを追いかけるドゥーム・スクローリングをしたり、シャワーを浴びながら泣いたりといった、ほかの多くの対処法よりは効果があります(風刺サイト「Reductress」に掲載された記事「エクササイズはセラピーと同じだという女性は、トラウマを抱えているとしてもごく軽いものに違いない」はおそらく、最も的を射た指摘でしょう)。
ただし、もしあなたが今、メンタル的に本当に難しい問題に向き合っているのだとしたら、私と同じライターSam Blumのアドバイスを聞き入れて、セラピーを受けてください。
セラピーにはさまざまな形式があり、対面セッションや遠隔セラピー、テキストでやり取りできるプラットフォームなどから選べます。
米Lifehackerでは以前にも、パニックを鎮めたり不安を和らげたりする方法をまとめた記事のなかで、パニックの発作に襲われたときに気分を落ち着けるのに役立つ動画などをご紹介しています。
気持ちが落ち込んだ時に運動すべき2つの理由思考が混乱して手に負えなくなってしまったとき、運動をするべき理由は2つあります。
第1の理由は、その日の残りの時間、さらには長期的な健康にとって、有益な効果が期待できることです。
運動は、神経質なエネルギーを空にし、脳を落ち着かせ、睡眠の質を高めてくれる傾向があります。
アメリカうつ・不安障害協会(ADAA)によると、運動をする人のほうが不安障害やうつ病になりにくいのですが、それはおそらく、運動がストレスによりうまく対処するうえで役立つからのようです。
運動が、すべてに効く万能薬というわけではありません。運動しても、メンタルヘルスにそれほど効果が出ない人もいます。
とはいえ、運動は自分の身体をケアする1つの方法ですし、それが心身全体の健康にプラスに働きます。運動しても直接はメンタルヘルスに効果が感じられないという人であっても、全体的な健康には役立っているはずです。
しかし、運動すべきもう1つの大きな理由は、単純に「何かやること」を与えてくれる点にあると私は思います。
ランニングしているあいだはスマホを見ることができません。その時間、その瞬間は、足を一歩一歩前に出すしかないのです。
運動は1日で最良のひととき私は昨秋、ウォーキングがもたらす喜びと、メンタルヘルスへの効果に関するエッセイを読みました。
その時はざっと目を通しただけでしたが、エッセイに書かれていた2つの話が心に残りました。
そして、世界が自分の周囲で崩れ落ちていくような気分の時に、ウォーキングやランニングに出かけたり、ガレージでウェイトトレーニングに励んだりしようとするたびに、それらのことを思い出していました。
エッセイの著者Sarah Miller氏は、エリプティカル・トレーナー(有酸素マシンの1つで、足の動きが楕円形[エリプティカル]を描くもの)をうつ病のコントロールに使ったという話のなかでこう書いています。
エリプティカル・トレーナーで運動しているあいだは、気分の落ち込みが和らぎましたが、運動が終わると再び落ち込みがひどくなりました。
友人にそう話すと、(中略)彼はただ肩をすくめてこう言ったのです。
「いずれにしろ、運動はしたほうがいいよ。やっている1時間のあいだは落ち込まずにすむんだから」
確かにそうかもしれない、と思いました。
不安にさいなまれている最中に、まるまる1時間も不安を忘れられるなら、あるいは、不安がほんのちょっとでも軽くなるなら、お金を払っても惜しくはないのですから。
私はいつも、ウォーキングは時間の無駄のように感じていました。たとえ効果的だとわかっていてもです。でもこの話を知って、別の見方をするようになったのです。
運動する時間は多いほどいいこのエッセイを流し読みしたのは2020年9月のこと。Appleの「ヘルスケア」アプリは、スマホをポケットに入れていると歩数を計測してくれるので、自分の歩数を確認したところ、1日の平均歩数が9月に倍増していました。
夏のあいだは平均でおよそ3000歩台でしたが、9月には7000歩近くまで増えていたのです。翌10月には歩数がさらに伸びていました。
そして、11月はじめの大統領選挙と選挙の開票結果を待つあいだ、私はこの新しい不安への対処法に頼りきりとなりました。11月3日から13日までは連日、1日あたりの歩数が1万1000歩を超えました。
気分によっては1日に2回散歩に出る日もあり、歩く時間も徐々に長くなっています。
そこで思い出すのは、Miller氏がエッセイで語っていたもう1つの話です。彼女はウォーキングの時間を長くする際に、次のようにひらめいたのだそうです。
2通りのウォーキングコースは一部重複していました。大きな町ではありませんから。
そしてある日、1コース目のウォーキングに出ているときに、これに2コース目のウォーキングを足して、もっと長く歩けばいいのでは、とひらめいたのです。
私はきっと、電気を発見した人間のように見えたことでしょう。2つを足して、1日のうちで最良の時間を倍の長さにすればいいのではないか。
これは本当にそのとおりです。
あなたがもし、心のセルフケアの一環として、ランニングやウォーキングをしたり、YouTubeを見ながらダンス・エクササイズをしたりしているなら、その時間をもっと増やせばいいのです。
(体のことを考えれば、いきなり2倍の距離を走るのは賢明とは言えないかもしれませんが、ウォーキングやヨガなら普段より長くやったとしても、体にはさして問題はないでしょう。常識的に判断してください。)
ウォーキングやランニング、その他の運動中に何をするかは自由です。
私は自然の中をハイキングしたり走ったりするのが大好きですが、近所の通りのほうが家から近く、時間がかかりません。私は一番静かな通りを選んで、そこをぐるぐると回っています。
運動しながらポッドキャストや音楽を聴くこともあります。聴く内容については、自分の思考から逃げたいのか、それともじっくりと考えに浸りたいのかによって決めています。
気分が落ち込んだり、不安に襲われたり、どうしたらいいのかわからなくなったりしたときは、自分に一番適した運動に励むことをぜひともおすすめします。
1日のうちで最良の時間になるでしょう。
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Image: WAYHOME studio/Shutterstock.com
Source: Reductress, ADAA, Bustle
Beth Skwarecki - Lifehacker US[原文]

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