屋外カメラ映像とAI活用した自動走行車両運転支援などの実証

2月5日(火)17時7分 マイナビニュース

沖電気工業(OKI)と関西電力、日本総合研究所(日本総研)は2月5日、兵庫県神戸市北区において、屋外カメラ映像とAIを活用した自動走行車両の運転支援および地域の見守りに関する実証実験を同6日より開始すると発表した。

実証は兵庫県神戸市北区筑紫が丘、広陵町、小倉台、桜森町において2月6日〜2月28日の期間で実施。交差点における自動走行車両(実証車両)の安全でスムーズな走行の実現と安全・安心なまちづくりの実現を目的に、道路側に設置されているインフラ設備と実証車両の協調方法や映像解析手法について、技術的検証および課題抽出を行う。

実証車両の安全・安心な運行には、交差点などの死角から飛び出す車両などの存在を実証車両が認識する必要がある。そのため、実証では関西電力が保有する電柱に設置したカメラの映像をOKIがディープラーニングなどのAI技術で解析し、自動走行車両の通行を阻害する動態物(車両など)の存在位置やその進行方向、速度などを検出。

また、動態物が交差点へ到達する時刻を予測し、その情報を自動走行車両に伝達することで、自動走行車両の安全でスムーズな走行に向けた技術的実証と課題抽出を行う。

さらに、関西電力は自動走行用に撮影している映像をAI技術で解析し、人物の検出や骨格の動きを把握した上で、路上でのうずくまりや転倒などの検知を行うことで住民を見守り、安全・安心なまちづくりを実現するという。電柱に設置したカメラを多目的に利用することで、地域コミュニティの発展に欠かせない自動運転を活用した移動サービスなどの研究を進めていく考えだ。

各社の役割として、OKIは屋外カメラの映像を解析することで、自動走行車両から直接検知できない車両の存在を検出し、存在位置と移動方向/速度から当該車両が交差点に到達する時刻を推定するAI技術などの開発と、映像解析の結果を自動走行車両に伝達することで技術的評価と課題抽出を担う。

関西電力は電柱にカメラを設置し、AIによる映像解析技術の開発に必要な映像収集、屋外カメラの映像を解析することで、路上でのうずくまりや転倒などを検知するAIなどの技術的評価と課題を抽出を担当する。

日本総研は、これまで自動走行車両の実証実験を実施、あるいは支援してきた多くの経験を踏まえ、交差点の安全な通行を支援する仕組みとして、交差点の状況を道路側から自動走行車両に伝達するシステムの導入を提案に加え、「信号のない交差点において、一時停止をせずに安全確認を可能にする」「見通しの悪い交差点において、車両の死角となる部分の安全確認を可能にする」の2つの目標を設定している。

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