「UQ mobile」と「Y!mobile」どちらを選ぶ? 違いを整理する(2020年春版)

2月15日(土)6時5分 ITmedia Mobile

UQ mobileの料金プラン

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 大手キャリアのサブブランドとして、ひとくくりにされがちな「UQ mobile」と「Y!mobile」。春からの新生活に備えて、これら2つのサービスどちらを契約しようか、迷う人も多いのではないかと思う。この記事では、2つのサービスの違いを紹介する。
●ベースの基本料金はUQ mobileの方が安い
 まずは、UQ mobileとY!mobileに共通する内容から見ていこう。UQ mobileとY!mobileの基本的な料金プランは各種割引を適用するとほぼ同額になる。スマートフォン向けのデータ通信プランは大きく3つに分かれる。
 最大3GBを使えるプランが1480円(税別、以下同)、最大9GBを使えるプランが2480円(税別、以下同)、最大14GBを使えるプランが3480円。これらは、Y!mobileの場合「新規割」「家族割」「おうち割 光セット(A)」、UQ mobileの場合「UQ家族割」をそれぞれ適用した後の金額だ。
 なお、キャンペーンやセット割を適用しない料金は、UQ mobileの方が安い。例えば3GBプランだと、UQ mobileが月額1980円なのに対し、Y!mobileは月額2680円となる。
 また、2019年9月までは2年間の契約期間内(更新期間を除く)に解約すると9500円の違約金が掛かっていたが、2019年10月から電気通信事業法の一部が改正されたことで、いわゆる「2年縛り」が完全に撤廃された。
●UQはデータ繰り越せる Y!mobileは子回線とシェアできる
 データ通信における違いだが、UQ mobileにはデータの繰り越しがあり、基本データ通信容量の残量(使わなかった分)は翌月に繰り越せる。当月の余り分については、翌月までが有効期限となる。
 Y!mobileではデータの繰り越しができない。「今月はデータを使わないが来月はたくさん使いそう……」という不安を抱える人は、UQ mobileの方が向いているかもしれない。
 データ繰り越しがない代わりにY!mobileには「シェアプラン(子回線)」という仕組みがあり、親回線のデータ通信容量を子回線と分け合うことができる。データ専用のSIMカードなら3枚まで追加でき、プランSなら基本料金にプラス980円、MとRは490円で追加発行できる。複数台のスマホやタブレットを使う人におすすめだ。
【訂正:2020年2月15日19時22分 初出時に、「スマホプランR」のシェアプラン追加料金を0円としていましたが、正しくは490円です。おわびして訂正致します】
●通話をよくする人はY!mobileがおすすめ
 メールやSNSが普及したことで音声通話を使わない人も増えたが、それでも緊急時や固定電話への発信には欠かせない。
 UQ mobileのスマホプランは基本的に通話をした分だけ課金されていく仕組みだ。このため通話定額は下記3つのオプションとして用意されている。
・通話パック(月額500円):1カ月の国内通話が60分まで定額で利用できる
・10分かけ放題(月額700円):1回あたり10分までかけ放題になる
・かけ放題(24時間いつでも)(月額1700円):国内通話がかけ放題となる
 たくさん通話をしない人にとっては、こうしたオプションを追加せずに安い料金設定を維持できる。
 Y!mobileのスマホベーシックプランには「10分かけ放題」が標準で付いてくる。また、オプションとして「スーパー誰とでも定額(月額1000円)」が用意されており、完全かけ放題にできる。毎月たくさん通話をする人はY!mobileの方がおすすめだ。
●学割をおさらい、月間データの増量も
 2社の学割についても見ていこう。
 UQ学割は、「スマホプランS/M/L」で新規契約または機種変更をした5歳〜18歳以下のユーザーとその家族を対象とし、月額基本使用料から最大1000円を割り引く。また、対象となる学生が「スマホプランS/M」の場合、割引期間が6カ月から13カ月に延長される。さらに、その家族も「スマホプランM」であれば割引期間が13カ月になる。UQ学割の受付期間は2019年11月15日〜2020年5月31日。
 ワイモバ学割は、2019年11月29日〜2020年6月1日に「スマホベーシックプランM(12GB)」もしくは「スマホベーシックプランR(17GB)」を契約した5〜18歳の学生と家族に対し、月額料金1000円を最大13カ月間割り引く。
●データ容量を増量するキャンペーンも
 2社とも、通常プランのデータ容量を増量するキャンペーンを実施している。
 UQ mobileでは、「au ID」を登録して「スマホプラン」を新規契約または契約変更で申し込んだ人を対象に、月間データ容量を13カ月間増量する「スマホプランデータ増量キャンペーン」を実施。課金開始月の翌月またはプラン変更適用月の1日時点で適用条件を満たしている場合、同月利用分から13カ月間データチャージ料金から「スマホプランS」は最大1000円、「スマホプランM」「スマホプランL」は最大3000円を割り引く。
 これにより、13カ月間、プランSは3GBから4GBに、プランMは9GBから12GBに、プランLは14GBから17GBに増量される。
 スマホプランデータ増量キャンペーンの適用条件は、au IDの登録に加えてスマホプランの通話オプション「かけ放題(10分/回)」または「通話パック(60分/月)」)を利用していること。申込みは不要で、条件を満たすと自動的に適用される。
 Y!mobileでは、新規契約、MNP、契約変更で「スマホベーシックプランS/M/R」に申し込んだ人を対象に、データ増量オプションの月額500円を13カ月間無料とする「データ増量無料キャンペーン2」も2019年11月29日から提供している。
 データ増量オプションでは、月間データ容量がスマホベーシックプランSは3GBから4GBに、Mは9GBから12GBに、Rは14GBから17GBに増量される。同キャンペーンの終了時期は未定だ。
 増量後のデータ容量はUQ mobileもY!mobileも同じだ。
●まとめ:通話のY!mobileか、データのUQ mobileか
 このように、UQ mobileとY!mobileを比較してみると、細かい違いが多い。
 格安SIMを契約したときによく困るのは、通話定額がほとんどないことだ。UQ mobileが2019年に「かけ放題(24時間いつでも)」の提供を開始したことで、ようやくY!mobileとの足並みがそろった。ただ、それでもY!mobileには最初から10分以内の通話が何度でもかけ放題となる定額が付いているので、やはり通話で選ぶのならY!mobileがいいだろう。
 一方、UQ mobileは割引適用前の基本料金が安く、余ったデータ容量を繰り越せるのがメリット。その代わり通話定額サービスを後から付け足す「オプション」として用意しているので、通話が少なく、無駄なくデータ容量を使いたいのであればUQ mobileがいいだろう。

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