「Dell製のパソコンであること」は認知されているので推していく。XPSなどブランド廃止の2025年新製品

2025年2月19日(水)19時55分 マイナビニュース


デル・テクノロジーズは2月18日、都内でメディア向けの発表会を実施し、CES 2025で発表した製品のうち、日本国内で展開する製品について明らかにしました。主なトピックとしては、これまでDell製品に冠されてきた「XPS」「Latitude」「Inspiron」のような製品ブランドが廃止されてしまうというもので、ゲーミングブランドの「Alienware」だけが難を逃れました。
登壇したデル・テクノロジーズ 松原 大 氏は、「Dell製品を愛用いただいているお客様はDell製品であることは認識していても、その中の何というブランドなのかまではあまり浸透していない様子だった。今回大幅にシンプルにしつつ、Dell製品であるということをさらに強く押し出していくことになった」とリブランディングにおける経緯を説明。
一方、ゲーミング製品の「Alienware」は続投。さらに過去ハイエンドモデルとして君臨していた「Area-51」を復刻するなど、ブランド内にアイコニックな製品名まで表記するスタイルを継続しています。なお、そんなに存在感が大きくなかったDell Gは再編されてなくなります。これについても言及がなされており、
「Dell製品の中でもAlienwareブランドは特別で、強力なゲーミングモデルであることをアピールすることができていた。今回NVIDIA GeForce RTX 5090のような超ハイエンドモデルの導入にあわせてArea-51を再登場させ、ブランドの強みを押し出していく」と話します。
このArea-51、なかなか自作PC向けケースとしても見ないほど巨大で驚きました。高級ホテルのボールルームで展示されていてもこの存在感、一般的な日本の私室に設置しようものならさらに大きく感じるはず。これだけ大きければ冷却力・拡張性にケチがつくはずもなく、あらゆるワークフローで安定したパフォーマンスを引き出すことができそうです。
続いてインテルからIntel Core Ultra(シリーズ2)の製品紹介があり、さらにデル・テクノロジーズ宮崎カスタマーセンターから刷新されたサポート体制についての説明がありました。PC製品のリブランドにあわせてサポートサービスも改称されており(内容は同一)、ゲーマー向けに「Alienware Care」も展開します。
デルといえば、宮崎県に日本国内向けの一大サポート拠点があることで(業界内では)有名。社員数は約420人を数え、練度の高い正社員による安心のサポートを受けられます。最近オフィスをリノベーションしたほか、旧製品もしっかり温存して古い製品にも対応。今回ゲーマー向けサポートの展開に伴ってナレッジ蓄積に努めているとのことで、社内には『ストリートファイター6』で遊べるブースもあるそう。
最後に横塚知子氏が登壇し、最もPC需要が大きくなる新生活・年度末に向けたセール施策について触れました。デルではPC公式ストアによくある「いつもセールしていて安いタイミングがわからん」という問題に対処すべくセール期間をしっかり限定しており、セールしていれば安心して買えるタイミングであることを訴求しています。PCは最大20%オフ、モニターは最大23%オフ、周辺機器は最大30%オフで、学割や抽選キャンペーン、アンバサダーの新規登録キャンペーンなど目白押しになっています。

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