iPhone 15用に「USB-C接続タイプイヤホン」を選びたいのですが? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

2024年2月23日(金)16時45分 マイナビニュース

スマートフォンのお供といえば「イヤホン」。最近はBluetooth/ワイヤレスタイプ、特に左右ユニットをつなぐケーブルすらない完全ワイヤレスイヤホンが人気です。しかし、そのトレンドを安直にiPhone 15にあてはめていいものか、迷うのも無理はありません。
ズバリ、iPhone 15で使うイヤホンは「ワイヤレスタイプ」と「USB-C接続タイプ」の二択です。前者の場合、従来のiPhoneと条件面に変わりはありませんが、後者はiPhone 15の外部インターフェイスがUSB-Cに変更されたため、一新されています。
USB-C接続タイプのイヤホンは、USBケーブル経由でオーディオ信号と電力を伝送します。USB-C端子やイヤホンユニットに内蔵されているIC(DACチップ)でデジタルのオーディオ信号をアナログに変換、アンプ回路で増幅し振動板に伝えることで耳に聴こえる音となります。
このとき製品選びの参考となるのが「サンプリング周波数」です。音楽CDの水準(44.1kHz)がサポートされているのは当然として、96kHzや192kHzといったハイレゾ(高解像度オーディオ)に対応しているかどうかに、オーディオ機器としての性能が現れます。
なお、USB-C接続タイプのイヤホンはUSBオーディオ機器の一種で、ほぼ確実に「USB Audio Class」という標準規格に対応しています。同規格はiPhone/iOSのほかAndroid、WindowsやMacにもサポートされているため、iPhone 15対応と謳われていない製品でも基本的には動作します。
あとは、音質評価はどうか、デザインや色はどうか、アクティブノイズキャンセリング対応かどうか、といった基準で選べばOKです。取り回しに優れるワイヤレスイヤホンもいいですが、音途切れがなくUSB-Cポートに挿せば確実に使えるUSB-C接続タイプのイヤホンも使いやすいですよ。

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