4キャリアのシェアは90.9%で2024年9月より0.2ポイント増 - MMD研究所調査

2025年3月4日(火)15時20分 マイナビニュース


MMD研究所は3月3日、「2025年2月MNOのシェア・満足度調査」を実施し、その結果を発表した。MNO(大手キャリア)のシェアは90.9%で、2024年9月の調査と比較して0.2ポイント増加した。メイン利用率の推移では、「ahamo」が0.6ポイント、次いで「楽天モバイル」が0.2ポイント増加したことが明らかになった。
18歳〜69歳の男女40,000人のうち、通信契約のあるスマートフォンを所有する36,836人を対象にメインで利用する通信サービスを聞いたところ、「docomo(27.4%)」、「ahamo(6.6%)」、「au(14.9%)」、「povo(2.3%)」、「UQ mobile(8.8%)」、「SoftBank(10.1%)」、「LINEMO(1.1%)」、「Y!mobile(10.3%)」、「楽天モバイル(9.5%)」となり、MNO(大手キャリア)の従来プラン・オンライン専用プラン・サブブランドを合わせたシェアは90.9%となった。
また、通信契約のあるスマートフォンをサブ利用している4,725人を対象にサブ利用の通信サービスを尋ねた結果、「docomo(23.0%)」、「ahamo(6.4%)」、「au(13.5%)」、「povo(7.4%)」、「UQ mobile(6.2%)」、「SoftBank(8.5%)」、「LINEMO(1.7%)」、「Y!mobile(6.8%)」、「楽天モバイル(13.0%)」となり、MNOの従来プラン、オンライン専用プラン、サブブランドを合わせた4キャリアのシェアは86.6%だった。
さらに、「ahamo」、「povo」、「LINEMO」を合わせたオンライン専用プランの割合は15.5%、「Y!mobile」、「UQ mobile」を合わせたキャリアサブブランドの割合は13.0%、「MVNO」を契約している割合は13.4%となった。
メイン利用のスマートフォンでMNOを利用する33,478人を対象に2024年9月と比較した利用率の変化を見ると、最も増えたのは「ahamo」(+0.6ポイント)、次いで「楽天モバイル」(+0.2ポイント)、「docomo」(+0.1ポイント)だった。
MNO利用者2,700人(各サービス300人ずつ)を対象として、利用中のサービスの総合満足度を調査した結果、最も高かったのは「povo」の741ポイントで、次いで「LINEMO」(730ポイント)、「楽天モバイル」(722ポイント)となった。
また、各サービスの利用者300人ずつを対象に家族や友人への推奨度を10点満点で評価し、9〜10点を「推奨者」、7〜8点を「中立者」、0〜6点を「批判者」としてNPS(顧客推奨度)を算出した結果は、「ahamo」がマイナス17.7で最も高く、次いで「povo」(マイナス18.7)、「LINEMO」(マイナス19.0)だった。
さらに、MNO利用者2,700人のうち、docomo/au/SoftBank/楽天モバイルのユーザー1,200人を対象にスマホ買い替えプログラムの利用経験を調査した結果が次のグラフ、「利用したことがある」と回答した割合は、SoftBankユーザーが23.0%で最も多く、次いでauユーザー(22.0%)、docomoユーザー(16.3%)だった。
この調査は2025年2月1日〜2月6日にインターネット調査で実施され/予備調査では18歳〜69歳の男女40,000人/本調査ではMNO利用者2,700人(docomo/au/SoftBank/楽天モバイル/ahamo/povo/LINEMO/UQ mobile/Y!mobile 各300人)を対象に行われた。

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