おじさん世代がiPhoneを仕事で使いこなす 第9回 WindowsとiPhone間のファイル共有を試してみた

2025年3月7日(金)11時5分 マイナビニュース


iPhoneはApple製品間でのファイル共有が容易だが、Windowsとのデータ転送は不便だ。Microsoftは「スマートフォン連携」機能でiPhone対応を進めているが、現状ではファイル共有はできない。しかし、Windows Insider向けに新機能が発表され、今後iPhoneとWindows間のファイル転送が可能になる見込みだ。
本稿執筆時点では、iPhoneとWindows間でファイルを転送する場合、iCloudやOneDriveなどのクラウドストレージを利用するか、ケーブル接続で手動転送するのが現実的な方法だ。将来的に「スマートフォン連携」がAirDropに近い使い勝手を実現する可能性があり、今後の進展に期待が高まる。
連載のこれまでの回はこちらを参照。
iPhoneはAppleの世界で楽にファイルを共有できる
日本は世界的に見てもiPhoneユーザーが多い。このためiPhoneを使っているビジネスマンも相当数に上る。iPhoneは優れたUI/UXを提供し、膨大なシェアを持っているからこそ生まれるさまざまな利便性を持つ。
こうした状況においてビジネスマンを悩ませる課題の一つに、WindowsパソコンとiPhone間のデータ共有がある。iPhoneで撮影した写真や動画などのデータをWindowsパソコンに転送する手段が限られており、不可能ではないが、Apple製品間ほどファイル共有は簡単ではないのだ。
iPhoneユーザーならファイルの転送にAirDropを使ったことがあるだろう。AirDropは手軽にファイルを転送する方法であり、このファイル転送はiPadやMacといった他のAppleプロダクト間でも使える。
また、Appleのユニバーサルクリップボードを使えば、コピーしたデータを別のデバイスにすぐに貼り付けられる。iPhoneとMacの間でファイルの転送を行う場合などに便利な方法であり、ファイルを転送するためにケーブルを接続するといった手間も必要ない。
このようにAppleプロダクト間では自由なファイル転送・共有が可能なのだが、iPhoneとWindowsパソコンにはこのような機能が存在していない。
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