サイレックス、ファナック製CNC工作機械向けプロトコルコンバータを発表

3月19日(火)7時55分 マイナビニュース

サイレックス・テクノロジーは3月18日、ファナック製CNC装置に対応した工作機械向けプロトコルコンバータ「FBR-100AN」を開発、4月8日より出荷を開始すると発表した。

同製品は、ファナック製CNC装置から工作機械の稼働情報を収集し、製造業向けオープン通信規格「MT Connect(MTコネクト)」形式に変換、有線LAN/無線LANを通じて上位システムに転送することを可能とするもの。これによりすでに工作機械メーカ各社やシステムインテグレータから提供されている同プロトコル対応の稼働監視システムをはじめ、さまざまな上位システムと工作機械の接続を容易化することができるようになるという。

具体的には、3つのLANインタフェースをサポートしており、独立した2つの有線LANポートを利用することで、情報系と制御系で分かれた工場内ネットワークに対応することが可能。また無線LAN通信機能も搭載しているため、有線LAN環境整備にコストをかけることなく、機械の設置場所に影響されない柔軟なネットワーク接続を実現することも可能となっている。

また、ファナックの工作機械用CNC装置とダイレクトに接続し機械の稼働情報を収集することで、装置内のNCプログラム・PMCデータをモニタリングすることが可能となるほか、搭載されているデジタル入力インタフェースを利用することで、シグナルタワー経由でのみ情報を取得できる旧機種の稼働情報も取得することが可能だという。さらに別売のSDKを使うことで、同製品内部に工作機械メーカ独自のアプリケーションを追加することもできるという。

加えて、過酷な工場内での利用を想定した仕様を採用することで、必要な動作温度・電気主要部のサージ・絶縁・耐腐食ガス対応やIP53グレードの筐体を実現していることから、制御盤内へのDINレールを使った設置はもちろん盤外取付も可能で、設置場所を選ばず取り付けることができるという。

なお、同製品を皮切りに同社は今後、産業機械メーカである親会社の村田機械グループ各社との経験を活かして、使いやすさの向上や各社工作機械・上位システムとのMT Connect以外の接続プロトコルの拡張を進めていく計画としている。

マイナビニュース

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