同じ速さでも“手で感じる速さ”は違う? NTTがXR触体験で新たな錯覚発見

2025年3月22日(土)21時0分 マイナビニュース


日本電信電話(NTT)は、皮膚上の物体のバーチャルな動きをヒトに伝えるためには、触覚刺激を提示する箇所を皮膚上に離散的に配置し、順番にそれらの点を刺激して皮膚表面の動きを表現することが一般的であり、この離散点の空間間隔は情報提示の解像度に相当するものであり、動きの知覚速度に影響しないとされてきたが、それに反し、空間間隔が大きい場合は動きが遅く感じる錯覚を発見したと3月19日に発表した。
同成果は、NTT コミュニケーション科学基礎研究所の宇治土公雄介氏(電気通信大学(電通大)大学院 情報理工学研究科 情報理工学域情報学専攻 研究員兼任)、電通大大学院 情報理工学研究科 情報理工学域情報学専攻の竹中祐子大学院生(研究当時)、同・広田光一教授らの共同研究チームによるもの。詳細は、物理・生命科学・地球科学などの幅広い分野を扱う学術誌「iScience」に掲載された。
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