ツイッターで「GIF動画」徹底投稿 宝酒造「澪」クリエイターとタッグで魅力訴求

3月25日(月)11時15分 J-CASTニュース

(左から)宝ホールディングス環境広報部の白川愛美さん、GIFMAGAZINEの住田博人さん

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昨今、さまざまな企業が公式ツイッターの運用に乗り出し、独自性のある投稿で他社アカウントと差別化を図っている。

宝酒造(京都市)が販売するスパークリング清酒、松竹梅白壁蔵「澪(みお)」のツイッターアカウントは、「デジタル画像で作るパラパラ漫画」と呼ばれる「GIF」を使った動画投稿に特化。多くのGIF作品が集まるプラットフォームを運営する「GIFMAGAZINE」(東京都渋谷区)のクリエイターとタッグを組み、2018年10月からオリジナルのGIF動画を投稿し続けている。19年3月時点でフォロワー数は2万超だ。



目に留め、興味を持ってもらうための仕掛け


澪のアカウントを見ると数回のキャンペーンを除き、すべてGIF動画を使ったツイートだ。おいしい飲み方や、ボトルデザインリニューアルのお知らせなどを数秒の動画で視覚的に伝えている。



J-CASTトレンドは19年3月11日に宝酒造を訪問し、親会社の宝ホールディングス(京都市)環境広報部の白川愛美さんとGIFMAGAZINE社の住田博人さんの2人に取材した。GIF動画を徹底活用する理由について白川さんは、



「日々、星の数ほどの情報がある中で自社商品に目を留めてもらうには『仕掛け』が必要です。GIF動画なら商品の魅力やメッセージを短い時間で、しかも印象付けながら伝えられるため、静止画に比べて見てもらえる確率が上がるのではないかと考えています」


と説明した。未成年飲酒や過度の飲酒を助長しないように注意を払いつつ、社員だけでなくGIFクリエイターを交えて企画案を練り、「新しさやセンスの良さを感じてもらえて、さらに遊び心もある投稿を粘り強く続けていきたい」という。



「広告」ではなく「ブランディング」のため


では、具体的に「遊び心のある投稿」とは何か。澪のアカウント運用をクリエイティブの側面で支える住田さんに聞いた。



「昨年12月、『澪は冷やして飲むとよりおいしい』というメッセージを伝えるため、外国人が冷蔵庫を開いて『澪冷やしといてって言うたのに』と関西弁で残念がるGIF動画を作りました。また節分には『鬼は外 福は澪』ということで「澪」の周囲を大豆が飛び交う動画を作り、大豆を数えて遊べるゲームを制作しました」


ツイッターではユーモアのある投稿が受け容れられやすいため、メッセージをユニークな表現で伝え、面白い取り組みをしているアカウントだと気に留めてもらうことが大切だと話す。また宝酒造からは「『澪っておしゃれ』、『カッコイイ』と思われるコンテンツを作ってほしい」、「消費者とのコミュニケーションを目的としているから、広告らしくなくていい」と依頼されていることを明かし、



「ブランディングのためのコンテンツ制作を任せてもらっていると思っています。おしゃれで美しいボトルを印象付けつつ、色々な切り口から飽きられないGIF動画を手がけていきたいです。実際に、弊社の忘年会で社員たちが澪を飲んだ時『おいしい』と人気だったので、きっかけさえあれば飲まれるお酒だと肌で感じています。そのきっかけをGIF動画で生み出していかなければ」


と意気込みを見せていた。

J-CASTニュース

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