2倍に増えた「MacBook Air(2020)」のSSD その実力は?

3月27日(金)12時5分 ITmedia PC USER

今回レビューするMacBook Air(2020)はスペースグレイ

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 3月27日に発売した「MacBook Air(2020)」。その店頭販売における上位構成(Core i5モデル)を数回に分けてレビューすることになった。
 今回は、新しいMacBook Airのセールスポイントの1つとなっている「2倍のストレージスペース」、容量が倍増したSSDのパフォーマンスをチェックする。
●SSDの容量は512GB Appleオリジナルのものを搭載
 先代の「MacBook Air(Mid 2019)」に引き続き、新しいMacBook Airも「PCIeベースSSD」を搭載している。セールスポイントにもある通り、店頭上位モデルでは容量が256GBから512GBに増えた。同様に、下位モデル(Core i3モデル)でも128GBから256GBに容量が倍増している。
 「システム情報」を見ると、このSSDは「NVMExpress」、つまりNVMe規格であることが分かる。PCI Express接続のSSDは、ごくごく初期に登場したものを除けばNVMe規格のものなので当然といえば当然である。
 そしてこのSSDの型番は「APPLE SSD AP0512N」となっており、先代と同様にAppleオリジナルのSSDであることが分かる。システムから認識できる実容量は500.28GBで、PCI Express x4で接続されている。
 出荷状態において、このSSDは2つのパーティション(領域)に分割されている。1つは314.6MBの領域で、EFI(ファームウェア)が用いる起動用領域だ。もう1つはその残りで、ユーザーが実際に利用できる領域となる。
●スピードは「まずまず速い」
 問題は、読み書きする速度だ。仕組み上、同じ基本設計のSSDなら容量が大きいほど読み書きの速度は向上する傾向にある。新しいMacBook Airは、先代よりも読み書きは高速なのだろうか。App Storeから入手できる「Blackmagic Disk Speed Test」で計測してみることにした。
 結果は、書き込みも読み出しも毎秒1300MB(約1.27GB)前後となった。先代の店頭上位モデル(256GB SSD)の結果と比べると、書き込みは高速化しているものの、読み出しは若干遅くなっている。
 とはいえ、読み書きの高速性が問われる用途、特に動画の編集作業は「MacBook Pro」の上位モデル、あるいは「Mac Pro」の領分でもある。「やっぱり、NVMeなんだからもうちょっと速くてもいいんじゃないか?」と思わなくもないが、MacBook Airの立ち位置を考えると「まあ、これだけ出ていれば快適に使えるかな」とも感じる。

ITmedia PC USER

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