韓国のホテル、1600人の宿泊客の様子をスパイカムで記録していた

4月7日(日)15時0分 GIZMODO


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Image: Jean Chung / ゲッティイメージズ

安心して眠れるはずのホテルなのに。

韓国の警察はホテルに違法に設置したカメラでおよそ1600人の宿泊客を盗撮されていたことがわかったと発表しました。しかも何千人もの人がその盗撮映像を見ていたとのこと。小さな盗撮カメラは、10都市、42ヶ所のホテルの部屋のテレビの中や電源コンセントなどの中に隠されていました。

映像はあるウェブサイトでライブ映像で見られるようになっていて、サイトの登録者は4000人を超えていました。CNNが伝えるところによると、サイト会員は月に50ドル(約5,500円)を払うと盗撮のライブ映像の視聴が可能で、録画されているものも視聴できたそうです。女性の隠し撮りなどの犯罪の広がりで、盗撮探知器の売上は跳ね上がっているとも伝えられています。

韓国の盗撮問題は深刻たった何ミリという極小レンズの隠しカメラが、韓国で伝染病のように広がっていて、それに対する女性たちのデモ活動も大きくなってきています。去年は2万人以上の女性がマスクをつけて「私の人生はあなたのポルノではない」と書いたサインを掲げた抗議活動を行ないました。

性行を盗撮することに対する罰金は日本円で約110万円以下と最長で7年の実刑となります。しかし実際にはもっと軽い刑が言い渡されることが一般的であることにデモを起こしている人たちは抗議しています。

盗撮犯罪は増え続ける一方で、2010年に1100件であったのに対し、2017年には6500件に増加。世間の抗議により、警察ではカメラがよく仕掛けられる公共トイレの検査する特別調査班を結成し、2万ヶ所の女性トイレを毎日検査するようになりました。またその検査を小学校、中学校、高校にまで広げる予定でいるとのこと。しかしながら、このカメラ検査も犯人を阻止する役目をしていないと批判の声もあがっています。

隠しカメラの映像を流すサイトへのアクセスをブロックするというネット検閲対策を取ったのですが、それもまた国境なき記者団に激しく批判されるという事態に。1月にはソウルの裁判所は、盗撮映像などを数千以上違法にアップしていた韓国国内最大のポルノサイト「Soranet」の運営者に4年の実刑判決を言い渡しました。

コリア・タイムス紙は今月の盗撮探知器の売上は去年に比べて333%も跳ね上がったと伝えています。これは韓国人気歌手だったチョン・ジュニョン容疑者が性行為を盗撮・流布した疑いで逮捕されたことの影響もあるようです。過去5年に報告された性犯罪は14万880件。そのうち2万6654件は盗撮関連だったということです。

GIZMODO

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