日立、万博会場周辺の交通情報を一元化した交通情報システムを開発
2025年4月8日(火)13時54分 マイナビニュース
日立製作所は、2025年日本国際博覧会協会(万博協会)と共同で、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催にあたり、来場者の安全かつ円滑な移動の実現のため、会場に通じる交通情報の収集・一元化を行う「万博交通情報システム」を開発し、4月13日から運用を開始することを発表した。
間もなく開幕する大阪・関西万博は、大阪市臨海部の人工島「夢洲(ゆめしま)」を舞台に、会場の四方を海で囲まれた“海の万博”として開催される。ただし人工島での開催ではアクセスルートが限られるため、特定の交通手段や経路にアクセスが集中しないバランスの取れた輸送計画の立案が必要となる。そのため、来場者の安全かつ円滑な輸送を目的とした「大阪・関西万博 来場者輸送基本方針」が2022年6月に策定され、2024年12月には最終の第5版が策定された。
そして万博の開幕に際して日立は、来場者の安全かつ円滑な移動の実現に向け、この基本方針に沿った交通情報システムを万博協会と共同で開発し、万博の会期期間中に運用を行うことを発表した。
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