「3週おき火・水曜」の予定をカレンダーに登録できますか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ
2025年4月10日(木)11時15分 マイナビニュース
定期的に発生する予定といえば、「毎週金曜日」や「隔週の水曜日」、「毎月第2火曜日」といったカレンダーアプリに登録しやすいパターンが一般的ですが、ときには悩ましいものも。どうすればいいのか硬直してしまった経験を持つ人も少なくないことでしょう。
iPhoneのカレンダーアプリでは、定期的な発生が見込まれるイベントは作成時に「繰り返し」を指定して対応します。初期設定では「しない」(イベントは1回限り)が選択されていますが、「毎日」や「毎週」、「隔週」や「毎月」に変更すれば、大半のイベントはカバーできることでしょう。
しかし、ご質問の「3週おき火・水曜」というイベンはなかなかの難敵。毎週でも隔週でも毎月でもなし、そのうえ指定の曜日が複数あるといった特殊な発生パターンの場合、「カスタム」で対応することになります。
「カスタム」を選択すると、繰り返しの単位に「毎日」と「毎週」、「毎月」と「毎年」を選択でき、繰り返し頻度を「毎日」の場合は日単位で、「毎週」の場合は週単位かつ曜日で指定します。「◯週おき火・水曜」は、後者の「毎週」で解決できます。
具体的には、「週間」のエリアで「3」を、曜日のエリアで「火曜」と「水曜」にチェックを入れればOKです。曜日は複数を選択できるので、「毎週(1週おき)火・金曜」や「隔週(2週おき)月〜水曜」といった繰り返しパターンにも対応できます。
繰り返しが月単位の場合も同様です。たとえば、「毎月第3土曜日」は繰り返しの単位に「毎月」を選択し、繰り返しの頻度は1ヶ月、週と曜日に「第3」と「土曜日」を選択すればOKです。ただし、月単位の場合は複数週を指定できないため(例:第1&第3土曜日)、「毎月第1土曜日」と「毎月第3土曜日」という2つの繰り返しイベントを作成することになるので注意しましょう。
海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら