Microsoft、Exchange Onlineで一括メールの送信を制限
2024年4月17日（水）12時36分 マイナビニュース
Microsoftは4月15日(現地時間)、Exchange Team Blog「Exchange Online to introduce External Recipient Rate Limit」において、2025年1月からExchange Onlineでの一括メール送信に制限を設ける計画を発表した。これまでExchange Onlineではメールの一括送信数に制限を設けていなかったが、新しい規定では1日あたりの外部受信者が2,000人までに制限されるという。
○スパム対策のための新しいERR制限
Microsoftによれば、もともとExchange Onlineは単一アカウントからの大量のメール送信をサポートしていないという。しかし、これまではそのような大量のメール送信に対してシステム上の制限は設けられていなかった。
Microsoftが提示した新しいERR制限では、外部受信者数の上限が10,000人に設定されている。さらに、24時間あたりの外部受信者数は2,000人までに制限される。この新しいERR制限には、スパム送信をはじめとするExchange Onlineリソースの悪用に歯止めをかける狙いがある。
新しいERR制限は次の2段階に分けて導入される。
フェーズ1：2025年1月1日から、新しく作成されたすべてのテナントのメールボックスに適用
フェーズ2：2025年7月から12月までの間に、既存のテナントのメールボックスに適用
なお、ERR制限を超えた一括メール送信が必要なユーザーに対しては、大量の電子メール用に設計された「Azure Communication Services for Email」への移行を検討するよう案内している。
○スパム対策のための新しいERR制限
Microsoftによれば、もともとExchange Onlineは単一アカウントからの大量のメール送信をサポートしていないという。しかし、これまではそのような大量のメール送信に対してシステム上の制限は設けられていなかった。
Microsoftが提示した新しいERR制限では、外部受信者数の上限が10,000人に設定されている。さらに、24時間あたりの外部受信者数は2,000人までに制限される。この新しいERR制限には、スパム送信をはじめとするExchange Onlineリソースの悪用に歯止めをかける狙いがある。
新しいERR制限は次の2段階に分けて導入される。
フェーズ1：2025年1月1日から、新しく作成されたすべてのテナントのメールボックスに適用
フェーズ2：2025年7月から12月までの間に、既存のテナントのメールボックスに適用
なお、ERR制限を超えた一括メール送信が必要なユーザーに対しては、大量の電子メール用に設計された「Azure Communication Services for Email」への移行を検討するよう案内している。
関連記事（外部サイト）
