OpenAI、ターミナル上で動作するコーディング用エージェントプロジェクト「Codex CLI」
2025年4月17日(木)14時43分 マイナビニュース
OpenAIは、ターミナル上で動作するコーディング用エージェント「Codex CLI」を開発中の実験的なプロジェクトとしてGitHub上に公開した。macOS 12、Ubuntu 20.04+/Debian 10、またはWSL2経由のWindows 11以上の環境、Node.js v22以降、Git環境をシステム要件としている。バグや改善の報奨金制度の対象となることも告知している。
codexコマンドで自然言語での対話を開始する「Codex CLI」は、OpenAIモデルを使用して対話型のコーディングを進める目的で開発されており、エージェントがコマンドを通じてローカルのファイルの読み書きを自然言語で行える環境の構築を目指している。
デフォルトではGitリポジトリ内のファイルを対象にしており、Full Autoモードではネットワークを無効化した状態で、カレントディレクトリを対象に機能する。ネットワークを有効にした状態でホワイトリストに登録してあるコマンドを自動実行できる追加機能を近日公開する予定だ。npm install -g @openai/codexでインストール可能。
ファイルのリネームを含む操作からコンポーネントの書き換えやテストの実行や脆弱性やバグの検証など自然言語で行えるレシピも記しているほか、プロンプトガイドには
codex "Create a file poem.html that renders a poem about the nature of intelligence and programming by you, Codex. Add some nice CSS and make it look like it's framed on a wall"(知性とプログラミングの本質についての詩をレンダリングするpoem.html ファイルを作成してください。素敵なCSSを追加して、壁に飾られた絵のように見せて)
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