「純正じゃない充電器」を使ったらiPhoneバッテリーに悪影響? 故障の危険性はありますか?

2025年4月18日(金)21時25分 All About

純正ではない充電器を使うとバッテリーに影響はあるのか、「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。

昨今さまざまなメーカーからiPhoneの充電器が販売されています。安価なものも多く展開されていますが、純正ではない充電器を使うとバッテリーに影響はあるのでしょうか? 「All About」インターネットサービスガイドのばんかが解説します。
(今回の質問)
iPhoneの純正充電器以外を使ったらバッテリーに悪影響はありますか?
(回答)
iPhoneに純正の充電器以外を使用しても、必ずしもバッテリーに悪影響があるわけではありません。重要なのは、きちんと安全設計された製品を選ぶことです。見た目や価格だけで判断せず、安全性と信頼性をしっかり確認することが、iPhoneを長く快適に使うためのポイントです。
どういうことなのか、以下で詳しく解説します。

純正の充電器と非純正の違いとは?

Apple純正の充電器は、iPhoneに最適化された設計と品質基準で作られており、安全性や信頼性が高いのが特長です。過電流や過熱を防ぐための保護回路も組み込まれており、iPhoneと安心して使えるようになっています。
一方、サードパーティー製の充電器は価格が手頃で選択肢も豊富ですが、製品によって品質にばらつきがあるのが実情です。
特に、極端に安価な製品や無名メーカーの充電器では、安全設計が不十分だったり、充電速度・接続が安定しなかったりすることも。中にはiPhone本体やバッテリーに悪影響を与える場合もあるといった話もあります。
ただし、全ての非純正品が危険というわけではありません。Appleの基準に沿って製造され、安全性を確保した製品も多数あります。重要なのは、信頼できる製品かどうかを見極めることです。

正しい充電器の選び方

安心して使える充電器を選ぶには、以下のポイントを押さえておきましょう。

1. PSEマークの有無を確認する

日本国内で販売されているACアダプターには、PSEマークの表示が法的に義務付けられています。
これがある製品は、最低限の安全性が保証されていると判断できます。PSEマークのない製品は避けるのが無難です。

2. 信頼できるメーカーの製品を選ぶ

Anker(アンカー)、Belkin(ベルキン)、Aukey(オーキー)など、実績のあるブランドを選ぶのがオススメです。
メーカー独自の安全機能が搭載されていることも多く、安心感があります。

3. 適切な出力(W数)に対応しているか確認する

iPhone 8以降は20W以上の充電器を使うことで急速充電に対応できます。
ただし、W数が高ければ高いほどいいというわけではなく、iPhoneが対応している範囲の出力で選ぶのがよいでしょう。20W〜30W程度に対応している充電器が使いやすくておすすめです。

4. 安過ぎる製品には注意

極端に安価な製品の中には、安全設計や品質検査が省かれているものもあります。口コミやレビューを参考にしつつ、価格と品質のバランスを見極めましょう。
この記事の筆者:ばんか
月間50万PVを達成している「あなたのスイッチを押すブログ」を運営するブロガー。iPhone・Mac・Evernoteなど、ITサービスやガジェットの使い方を取り上げ、ビジネスやライフスタイルを楽しく便利にするヒントを紹介している。本業はホームページ制作会社のディレクター。
(文:ばんか)

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