LINEの無料通話とLINE Outの違いを徹底解説!注意点は?
2018年4月19日(木)7時55分 しむぐらし by BIGLOBE
LINEの無料通話とLINE Outの違いとは?
LINEの無料通話は、LINEユーザー同士であれば無料で通話ができることから、多くの方が利用されている便利な機能の1つです。
あまり知られていませんが、LINEにはもう1つ音声通話サービスがあることをご存知でしょうか?それが今回ご紹介するLINE Outです。
LINE Outとは、無料通話と同様に音声通話が可能なサービスで、無料通話とは大きく違う点が2つあります。
LINE OutはLINEユーザー以外との通話が可能
LINEの無料通話は、LINEユーザー同士が音声通話できるサービスです。そのため、電話をかけるほうも受けるほうもLINEユーザーである必要があります。
その点、LINE Outは受け手がLINEユーザーではなくても音声通話が可能です(ただし警察、消防、救急といった緊急機関などは除く)。しかもLINE Outは電話回線を使っているため、無料通話と比べると通話音質がクリアというメリットもあります!
また、日本以外にアメリカ、カナダ、中国、韓国、台湾、イタリア、フランス、スペイン、ドイツ、オーストラリア、エジプトなど世界ほとんどの国と地域(2018年4月現在)の人に電話をかけることができるんです。
LINE Outの無料通話は制限付き!
LINE無料通話との大きな違い、2つめはLINE Outは無料通話に制限があるということです。
日本国内と一部の国に対しては動画広告を見ることで1回につき1〜5分の無料通話が可能(回数制限あり)ですが、それを超えると利用料金がかかります。
利用料金は、事前に120〜6,000円の金額をチャージする「コールクレジット」。もしくは、30日ごとに利用料金を支払う「30日プラン」があります。「30日プラン」は720円で国内の固定電話と携帯電話に120分、390円で固定電話と携帯電話に60分、120円で固定電話のみ60分の3種類からプランを選ぶことができます。ちなみに国内への通話料金は次の通りです。
固定電話 | 携帯電話 | |
---|---|---|
コールクレジット (購入から180日間) | 3円/分 3クレジット | 14円/分 14クレジット |
30日プラン (購入から30日間) | 2円/分 2クレジット | 6円/分 6クレジット |
※1クレジット=1円相当です。
使い方はカンタン!
使い方は簡単で、設定からLINE Outを選択し、そこから「ホーム画面に追加」をタップするだけですぐホーム画面に追加することができます。
後はコールクレジットか30日プラン(LINE STOREで購入)を購入すれば新たにアプリをダウンロードする必要もなく、すぐに通話可能になります。
LINE OutはデータSIMでも使えるの?
無料ではないものの、通常の電話料金よりも安くLINEユーザー以外と通話ができるLINE Out。格安SIMユーザーであれば通話料金の節約という意味でぜひ、活用したいサービスですよね。
でもひとつだけ注意点があります。それは通話機能のないデータSIMではLINE Outは使えないということです。
前述したとおりLINE Outは、電話回線を使った通話サービスです。つまりデータSIMはSMSがついていないため、LINE Outは利用できません。
SMS付きデータSIMの場合も発信はできても、着信することができないので注意してくださいね。