「AMD Radeon Software Adrenalin 25.4.1」公開。『オブリビオン』リマスター版でFSR 4対応

米AMDは4月22日（現地時間）、同社グラフィックス向けの最新ドライバ「AMD Radeon Software Adrenalin 25.4.1」を公開した。Optional Updateと明記されており、利用するには配布ページからダウンロードする必要がある。
発表と同時に発売された『The Elder Scrolls IV: Oblivion Remastered』に正式対応し、AMD FSR 4をサポートするドライバアップデート。そのほか『アサシン クリード シャドウズ』『キングダムカム・デリバランス II』『真・三國無双 ORIGINS』『シドマイヤーズ シヴィライゼーション VII』『Naraka Bladepoint』でのFSR 4機能に対応する。
なお、Optional Updateに位置付けられてはいるものの、最新ゲームタイトルへの対応以外にもいくつかの機能修正を統合。加えて先日公開されたAmuse 3.0の利用に必要だったAMD向けの最適化も含まれているため、影響のあるユーザーは適応することで便利に利用できるかもしれない。
○改善した内容
Radeon RX 9000シリーズグラフィックス製品でTopaz Photo AIの 「Adjust Lighting v1 」および 「Adjust Lighting v2 」機能を使用中、エフェクトモデルの適用に失敗することがあった問題。
AMD Freesyncテクノロジーの使用中に、点滅やちらつきが発生する場合があった問題。
Radeon RX 7000シリーズグラフィックス製品およびRyzen AITM 300シリーズプロセッサーを搭載したAmuse 3.0でのDirectML/GenAIモデルの実行時に、期待されるパフォーマンスを下回る場合があった問題。
Radeon RX 9000シリーズグラフィックス製品でAmuse 3.0の特定のStable Diffsionモデルを実行すると、画像が乱れることがあった問題。
Radeon RX 9000シリーズグラフィックス製品でWorld of Warcraft (Western plaguelands)をプレイしているときに、期待されるパフォーマンスを下回ることがあった問題。
一部のRyzen AI MaxおよびMax+シリーズ製品で、工場出荷時のリセットオプションを使用してドライバをインストールした後に、統合カメラの検出に失敗することがあった問題。
Amuse 3およびAMD最適化モデルのサポートを追加した。