ゲットワークスなど、水冷GPUサーバの本稼働環境の整備を開始
2025年4月23日(水)11時31分 マイナビニュース
コンテナ型データセンター事業を手掛けるゲットワークスは4月22日、フィックスターズおよびNTTPCコミュニケーションズ(以下、NTTPC)と共同で、水冷GPUサーバの稼働環境整備に向けた取り組みを開始することを発表した。
○取り組みの背景
GPUの性能向上に伴い、その消費電力と発熱量も増加している。従来の空冷技術では対応が困難となりつつあり、液体で熱を吸収する水冷方式の開発も進められている。しかし日本国内ではまだ水冷GPUサーバの本稼働実績が少ない。
その理由として、サーバベンダーごとに冷却仕様や対応しているCDU(Coolant Distribution Unit)機器が異なる、同一ベンダーでもGPUごとにCDU機器の選定が必要となる、データセンターへ水を引き込むことへの忌避感や設備改修コストの増加、建屋内へ引き込める水量の限界、水冷環境の構築ノウハウの不足などが考えられる。
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