アイ・オー、リビングになじむシンプル外観のWi-Fi 7ルーター 実売約3万円

2024年4月24日(水)11時0分 マイナビニュース

アイ・オー・データ機器は4月24日、同社初のWi-Fi 7ルーター「WN-7T94XR」を発表した。最新のWi-Fi 7(IEEE802.11be)に対応した製品で、最大46Gbpsの高速通信が可能。インターネット側のポートは10Gbps対応、有線LANポートは2.5Gbpsに対応し、有線接続でも高速通信に対応した。本体はアンテナの出っ張りをなくした白い箱形で、「仰々しいルーターはリビングの見える場所に置きたくない」という声に応えた。価格はオープンで、予想実売価格は30,580円前後と、各社のWi-Fi 7ルーターと比べても低価格に抑えた。発売は5月中旬。
すでに開発を表明していたWi-Fi 7ルーターを型番とともに正式発表した。6GHz帯/5GHz帯/2.4GHz帯のトライバンドに対応し、これらの周波数帯を同時に使って通信するMLO(Multi-Link Operation)機能により、通信速度と安定性を大幅に向上した。通信速度は最大46Gbpsで、Wi-Fi 6(9.6Gbps)の約4.8倍にも達する。最大接続台数は推奨64台。
インターネット回線を自動で判別する機能を搭載しており、LANケーブルを接続するだけで利用している回線の接続方式を自動で判別し、最適な動作モードに自動設定する機能を備えた。本体背面のインターネット側ポートは10Gbps対応となった。有線LANポートは2.5Gbpsで、無線だけでなく有線接続でも高速で通信できるようにした。
本体デザインは角を丸めた柔らかな箱形で、アンテナはすべて内蔵として出っ張りをなくした。オフホワイトのカラーも相まって、リビングにもなじむ仕上げとした。本体サイズは180(W)×65(D)×247(H)mm、重さは約1.4kg。排熱の関係で、縦置き専用となる。ファンは内蔵しない。

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