三菱UFJ銀行が次世代AI共通基盤にDatabricksを採用

2025年4月25日(金)12時12分 マイナビニュース


三菱UFJ銀行は4月25日、次期AI共通基盤として「Databricks」(データブリックス)を採用したと発表した。同行は社内に点在するAIモデル開発プラットフォームを統合し、データブリックスの「データ・インテリジェンス・プラットフォーム」を基盤として、新たなAIアプリケーションの開発を目指す。
○高度なデータ分析、顧客生涯価値の向上、従業員の生産性改善を目指す
三菱UFJ銀行は中期経営計画の一環としてデータドリブン経営を実現し、生産性と顧客生涯価値の向上を図るため、AI・データ基盤の強化に取り組んでいる。
データブリックスのデータ・インテリジェンス・プラットフォームを活用することで、同行は行内の膨大なデータを統合し、高度なデータ分析やAI活用を通して顧客生涯価値の向上と従業員約3万人の生産性改善を推進するという。
具体的には、不正検知、リスク管理の強化、業務の効率化・自動化、マーケティング、新規ビジネスの創出などの領域でのユースケースの実現を目指す。データブリックスのプラットフォームを活用することで、データの処理・分析からAIモデルやAIエージェントシステムの開発までを一貫してサポートできるようになるとのこと。
これによりAIチームの生産性が向上し、プロジェクト期間の短縮や、新たなビジネスアプリケーションの早期展開が可能になることが期待されている。
また、データブリックスのガバナンス機能により、同行の厳格なセキュリティ基準とコンプライアンス要件を遵守しながら、管理された効果的なデータ活用環境を実現することができるという。

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