古いiCloudメールを一括削除するコツは? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

2025年4月25日(金)11時15分 マイナビニュース


iPhoneにかぎらず、メールはどんどん溜まるもの。iCloudメールの場合、受信したメールはサーバ(クラウド)に保存し必要に応じてダウンロードする「IMAP4」を採用しているため、利用期間が長くなるにつれiCloudストレージとiPhone内蔵ストレージの両方を消費していきます。
読み終えたメールはすぐに削除する習慣を身に着けたいところですが、そうもいかないのがメールというもの。そのうち読み返す日が来るかもしれないからとりあえず保存...しかし、削除しないかぎりiCloudストレージの消費量は増え続けます。
だから古いiCloudメールを一括削除したい欲求に駆られますが、画面をスクロールしながら数年以上かけて増えたメールをまとめて選択するのは骨が折れます。そこで利用したいテクニックが、「年単位の検索」です。
たとえば、iCloudメールを2009年の使用開始から5年の範囲で一括削除したい場合、検索フィールドに「2014」と入力します。すると、画面下部に検索候補としてカレンダーアイコンが付いた「2014年」が現れるので、それをタップします。
次に、画面上部に現れた3つのタブで範囲指定を行います。「日付」タブは検索語に一致した範囲、この場合2014年に受信したメールが一覧表示されます。画面右下の「編集」ボタンをタップすると複数のメールを選択できるので、2014年に受信したメールを一括削除することができます。
中央の「次の指定日以前」をタップすると、2014年以前、すなわち2013年12月31日以前に受信したメールが一覧表示されます。サーバ上に大量のメールがある場合、すべてのメールが表示されないこともありますが、表示された範囲内で処理を繰り返せば溜まったメールを効率的に削除できますよ。
海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら

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