NotebookLM、“AIポッドキャスト”機能が日本語含む50以上の言語に対応 ソースから男女の会話を生成
2025年4月30日(水)9時36分 ITmedia NEWS
ついに日本語の音声概要の生成が可能に
NotebookLMは、PDFやコピーしたテキスト、URLなどの「ソース」をアップロードするとそれらのソースの内容を把握し、それに対する質問に応じてブレーンストーミングのサポートをしてくれるサービス。
昨年9月にNotebookLMに追加された音声概要は、“2人のAIホスト”がソースに基づくディスカッションを展開することで、概要を聴いて理解できるようにする機能。日本でも利用できていたが、これまでは英語でのみ利用可能だった。
実際にこの発表について音声概要を生成したところ、男女が5分30秒にわたってこの新機能について日本語で会話しつつ紹介するコンテンツが数分で完成した。イントネーションや表現が、日本語としてかなり自然な印象だ。
言語設定は、画面右上の[設定]で変更できる。
これまではサービスを使っているGoogleアカウントの設定言語でのみ出力されていたが、ここで使用言語を変更すると、インプットする情報が英語であれ日本語であれ、例えばポーランド語に設定しておくと、ポーランド語で回答が表示され、音声概要もポーランド語になる。
言語設定が可能になったことで、例えば日本語以外の言語を話す生徒がいる教室で、その生徒のための説明を表示することなどができそうだ。
Googleは、「この機能により、言語の壁がなくなり、誰もが情報をより容易に利用できるようになる」としている。