Google Geminiが「iPhoneのウィジェット」に対応 写真付加や音声入力を即座に起動

2025年5月1日(木)12時18分 ITmedia Mobile

「Google Pixel 9」シリーズの「Gemini」アプリ。電源ボタンの長押しだけで起動できる。同シリーズで、デフォルトのアシスタントアプリが「Googleアシスタント」からGeminiに置き換えられた

 GoogleのパーソナルAIアシスタント「Google Gemini」が、iPhoneのホーム画面のウィジェットに対応した。アプリのバージョンを「1.2025.1662203」にアップデートすると、利用できるようになる。
 ウィジェットは2種類あり、1つは正方形サイズ、もう1つは長方形サイズだ。Geminiの(十字のような)マークか「Geminiに相談」をタップすると、Geminiにすぐに相談できる。マイクのアイコンは音声入力に対応する。カメラアイコンはプロンプト(質問や相談)の内容に写真を付加する際に利用できる。
 長方形サイズでは、デフォルトでギャラリーアプリから写真を選択できるアイコンが設定されている。撮影後の写真をプロンプトに付加できる。ウィジェットから人との会話のようにやりとりができる「Gemini Live」の体験も可能だ。
 Geminiの新しいホーム画面ウィジェットはGoogle(検索)アプリのデザインに倣っており、多くのユーザーから求められていた機能である。一方で、他のユーザーからはiPadに最適化されたアプリを求める声も上がっており、Androidタブレットではすでにそうしたインターフェースが提供されている。
 「Googleアシスタント」とGeminiの大きな違いは、GeminiはLLM(大規模言語モデル)がベースになっていることだ。LLMベースのGeminiでは、Googleアシスタントより自然言語での複雑な質問を理解できる他、長文の要約など、Googleアシスタントにはできなかったことが可能だ。

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