まるで『レディ・プレイヤー1』の世界。全方向に歩けるVR用トレッドミル

5月8日(火)10時0分 GIZMODO


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Image: SmarterEveryDay/YouTube

トレッドミルでトレッドミルを作りました。

VRの世界を舞台に、壮大な宝探しを繰り広げるSF映画『レディ・プレイヤー1』。アバターを操るため、プレイヤーたちはランニングマシーンのようなトレッドミルの上を歩いていました。

そんなVR用トレッドミルはいくつものタイプが作られていますが、前後方向にいくと見せかけて……実は横や斜め方向にも歩ける「オムニダイレクショナル・トレッドミル」が、ユニークで目からウロコなんです。

開発しているのはインフィナデック社。この製品は横方向に回転するベルトが、ランニングマシーンのように縦方向に流れるのです。

プレイヤーは両足と腰のベルトにトラッカーを装着し、ハンド・コントローラーとゴーグルを着けてVR世界へ。するとアバターのロボットとシンクロして没入することができます。アバターの周囲には円が浮かんでおり、そこがトレッドミル周囲の安全バーということなのです。

歩調と同じ速度でベルトが動く仕組みなのですが、実際歩いてみると、人が歩きだしてからトレッドミルが動くまで、そして人が止まってからベルトが止まるまでの僅かな時差で、アタマがちょっと混乱するようです。特に止まる時の時差のせいで、人間を中心に移動させるべく自動補正が働くので、止まったあとに揺さぶられるんですよね。やはりここはインフィナデックとしても、まだまだ改良の余地があると認識しています。

ホストのデスティンさんは、これが市場に出るには今は60〜70%くらいの完成度だと言います。トレッドミルそのものよりもコントロールの問題だと感じたようです。

これらを踏まえると、現時点では鍋蓋をひっくり返したような床を歩き、常に中心に滑り落とされる「Virtuix Omni」のほうが実用的です。ですが今後インフィナデックがどこまで自然な歩行体験を再現できるかで、それもひっくり返るかもしれませんね。


Image: YouTube
Source: YouTube, Virtuix Omni

(岡本玄介)

GIZMODO

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