ラブライブ新作「イキヅライブ!」、メインキャラに“トロン”好きプログラマー 舞台はN高ならぬ「L高」
2025年5月13日(火)6時45分 ITmedia NEWS
トロンのPCを愛するというキャラ「麻布麻衣」。画像はイキヅライブ! LOVELIVE! BLUEBIRD公式サイトから引用(以下同)
イキヅライブは、通信制高校「L高」(Love学院高等学校)を舞台に、10人の高校生がアイドル活動を行うストーリー。各キャラクターがXアカウントで情報を発信したり、YouTubeでショートドラマを公開したりする他、担当声優によるライブ活動も行うという。
10人のメインキャラクターは、引きこもりがちな動画配信者「佐々木翔音」(ささきしおん)や、声優事務所に所属しているものの仕事がない「調布のりこ」など、それぞれ生きづらさを抱えている。
トロンのPCが好きという「麻布麻衣」(あざぶまい)もその一人。プログラミングやデータマイニング、論理的思考が好きだが、人とコミュニケーションを取るのが苦手なキャラクターという。トロンは、1984年に立ち上がった産学共同のコンピュータ・アーキテクチャの開発プロジェクト「TRON」や、その成果物であるOSがモデル、もしくはそのものを指すとみられる。
麻布麻衣として投稿を始めているXアカウントや、YouTubeのプロモーション映像では「オンデマンドの授業は倍速視聴でさっさとクリアして、その分空いた時間はぜーんぶプログラミングに使うつもり」「ネット高校に入学するっていうのにマイページログインもできないってどういうこと」などと発言しており、生きづらさが垣間見える。
他キャラクターのSNSも個性が強い。特に注目を浴びているのは、環境問題に強い危機感を持ち、SNSで発信を行っている「山田真緑」(やまだみどり)。上昇を続ける平均気温を見て、大学に行っていたら環境問題の解決が間に合わなくなると考え、L高に入学したというキャラクターだ。
X上では海洋プラスチック問題や森林火災に胸を痛めたり、対策を呼びかけたりする投稿をしており、「アニメのキャラにしては“アク”が強すぎる」と話題になっている。