航空機の技術とメカニズムの裏側 第485回 海外で見てきた現地現物(2)C-17AやF6Fから知る空気抵抗にまつわるいろいろ

2025年5月13日(火)9時5分 マイナビニュース


今回も前回に引き続き、最近になって拾ってきた「現場現物」の話を取り上げてみたい。自分が先に記事で取り上げた機体、あるいはデバイスの現物を目の当たりにすると、月並みだが「おお、これかあ」と反応してしまう。→連載「航空機の技術とメカニズムの裏側」のこれまでの回はこちらを参照。
C-17Aのマイクロベーン付き
まず、本連載の第470回で取り上げた「マイクロベーン」。米空軍がC-17AグローブマスターIII輸送機の後部胴体左右に取り付けた小さな空力付加物で、3Dプリンタで製作する。左右にそれぞれ6枚ずつを取り付ける。
テキサス州のダイエス空軍基地で行われたエアショー“Wings Over West Texas”に、隣のオクラホマ州にあるアルタス空軍基地からC-17Aが飛来して、デモ飛行を実施した。
その機体が飛んでいるのを見ていたときには迂闊にも気付かなかったが、後で写真を見てみたところ、後部胴体の左右にマイクロベーンが付いていたのに気付いて大喜びとなった。
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