デザインとカメラを刷新 写真で解説する「Xperia XZ2 Premium」

5月18日(金)6時0分 ITmedia Mobile

「Xperia XZ2 Premium」のクロムブラック

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 ソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia XZ2 Premium」が、2018年夏にNTTドコモとKDDIから発売される。最大の特徴は、Xperiaで初めて背面にデュアルカメラを搭載したこと。デュアルカメラ搭載のスマートフォンは数多く登場しているが、Xperia XZ2 Premiumでは何ができるのか。実機を写真で見ながら解説していく。写真は全てau向け「Xperia XZ2 Premium SOV38」のもの。
 Xperia XZ2 Premiumのデュアルカメラは、約1920万画素のカラーセンサーと約1220万画素のモノクロセンサーで構成されている。カラーセンサーで読み取った色情報とモノクロセンサーで読み取った輝度情報を融合させ、ソニーが独自に開発した画像融合処理プロセッサ「AUBE」を掛け合わせることで、暗所でも明るく撮影できるようになった。
 auの説明会では、Xperia XZ2 PremiumとXperia XZで撮影したボックスの動画を見比べるデモを行っていたが、確かにXZ2 Premiumの方が鮮明に記録できていた。ソニーモバイルの製品サイトでは、子どもが暗がり花火をするシーンを動画で鮮明に撮影している様子を紹介している。あくまでイメージだが、実際にこのような撮影ができることが期待される。
 最大ISO感度は、静止画撮影時が従来の12800から51200へ、動画撮影時が従来の4000から12800へ向上している。動画のISO12800は、スマートフォンでは世界最高の数字だという(ソニーモバイル調べ)。
 プレミアムおまかせオートに設定しているときは、環境によってISO感度が自動で調整されるが、マニュアルモードにすると、手動でISO感度を固定できる。このマニュアルモードでは、撮影画面からワンタッチでデュアルモードオフにしてカラーセンサーだけで撮影することもできる。2つのカメラが使われているかどうかは、撮影画面のアイコンから確認できる。
 2つのカメラを活用して被写体の背景を自然にぼかす機能や、モノクロセンサーを使ったモノクロ撮影も可能だが、こちらは2018年8月以降に実施するソフトウェアアップデートで提供する予定。
 カラーセンサー+モノクロセンサーという構成はHuaweiのスマートフォンでもおなじみだが、Xperia XZ2 Premiumでは独自の画像処理を加えた“超高感度の静止画&動画”が特徴といえる。
 インカメラは、Xperia XZ2/XZ2 Compactの約500万画素よりスペックの高い約1320万画素だが、その分、ディスプレイ上のベゼルはXZ2よりも広くなっている。
 デザインや持ちやすさについても触れておきたい。Xperia XZ2 Premiumは幅が約80mm、重さが約234g(SOV38の場合)とあって、第一印象は「デカイ、重い」というのが正直なところ。XZ2 Premiumの画面サイズは5.8型だが、他の6型前後のスマホと比べても、大柄で重い。例えば6.1型の「HUAWEI P20 Pro」は幅約74mmで重さは約180g、約6型の「AQUOS R2」は幅約74mmで重さは約181g。このくらいのサイズ感に慣れていると、XZ2 Premiumは余計に大きく重く感じた。
 重さは慣れれば違和感ないかなというレベルだが、約80mmの幅は、明らかに持ち心地や片手での操作性が変わるので、購入を検討している人は実機で操作感を確認してほしい。Xperia XZ2 Premiumの画面アスペクト比が最近のトレンドである18:9や19:9ではなく従来の16:9であることも、太くなったことに影響している。縦長4Kディスプレイの調達は難しいのかもしれないが、縦長ディスプレイにはキャッチアップしてほしかったところだ。
 Xperia XZ1以前の一枚板のようなデザインは大きく変えてきた。背面から側面にかけて大きなカーブを描いており、手のひらへのフィット感は良好だ。一方、背面の指紋センサーが中央に近い位置にあるのが気になった。少し指を曲げるか、握り位置を変えないとスムーズに触れない。そのすぐ上に2つのカメラがあるが、ロックを解除する際、カメラを誤って触ってしまいそう。慣れの問題かもしれないが……。
 Xperia XZ2 Premiumは、ドコモとKDDIから発売される。他にXperia XZ2もKDDIとドコモから、Xperia XZ2 Compactがドコモから発売される。サイズ感はユーザーを選びそうだが、5.8型の4Kディスプレイや超高感度なデュアルカメラに魅力を感じる人は、検討の価値は大いにあるだろう。ただ、発売時期はドコモ向けが「2018年夏」、au向けが「2018年8月中旬」と遅めなので、今からだと3カ月ほど待つことになる。

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