Windows Serverで更新プログラム(KB5037765)インストールに不具合

2024年5月20日(月)13時13分 マイナビニュース

Microsoftはこのほど、「Windows 10, version 1809 and Windows Server 2019|Microsoft Learn」において、2024年5月14日にリリースされたセキュリティ更新プログラム(KB5037765)をWindows 10またはWindows Serverにインストールするとエラーコード「0x800f0982」で失敗する可能性があると伝えた。
○不具合の影響を受ける製品
この不具合の影響を受けるとされる製品は次のとおり。
Windows 10 version 1809
Windows 10 Enterprise LTSC 2019
Windows Server 2019
Windows Server version 1809
MicrosoftはWindows 10 version 1809を使用している顧客から不具合の報告があったとして、一覧に掲載している。しかしながら、Windows 10 version 1809の各エディションは2020年11月から2024年1月にかけてサービス終了となっており、最新バージョンへの更新が推奨されている。
○回避策
この不具合は、英語(米国)言語パックがインストールされていない場合に発生する可能性が高いとされる。そのため、速やかに影響を回避する必要がある場合は、手動で英語(米国)言語パックを追加することで回避できる可能性がある(参考:「Language packs for Windows - Microsoft Support」)。
Windows 10 version 1809のユーザーはWindows 11またはWindows 10 version 22H2に更新することが推奨されており、更新後のバージョンではこの不具合の影響は受けないとされる。Microsoftは現在解決に向けて取り組んでおり、可能な限り早く解決策を公開する予定としている。

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