タイガー、精密な温度制御でご飯をおいしく炊き上げる「土鍋ご泡火炊き」新モデル
2025年5月20日(火)22時31分 マイナビニュース
タイガー魔法瓶は5月20日、IH炊飯器「ご泡火炊き」(ごほうびだき)シリーズの最上位モデル「土鍋ご泡火炊き」JRX-S100/S060を発表した。6月21日に発売する。価格はオープンで、直販価格は5.5合炊きのJRX-S100が159,500円、3.5合炊きのJRX-S060が154,000円。カラーはストーンブラック、ミストホワイトの2色。
シリーズ2025年モデルとなる「土鍋ご泡火炊き」JRX-S100/S060では、新センサー「匠火センサー」(たくみびセンサー)を搭載したことが特徴。同社の「ご泡火炊き」シリーズは、内釜に三重県四日市市の「萬古焼」で作られた本土鍋を採用しているが、土鍋は通常の金属釜よりも温度センシングが難しいことが課題だったという。
今回搭載した「匠火センサー」は従来のドーム型からより薄いフラット型に進化したセンサーで、土鍋底面(検知面)との距離が短くなったため、お米の量と水の温度を細かく感知できるようになり、従来比で約1.8倍精度を高めた温度コントロールを実現したという。
機能面では、70種類の「銘柄巧み炊きわけ」、6地域2ブランドのコシヒカリを炊きわける「産地炊き」、新米用炊飯プログラム「新米誉れ炊き」、空気・水分を上手にコントロールして保温する「おひつ保温」、中ぶたを使い1合のお米をおいしく炊く「一合料亭炊き」などの従来機能を継承。
加えて、米と水を保存容器に移し替え6時間ほど冷蔵庫で低温吸水させた後、吸水工程を省いて一気高火力で炊き上げる「極・低温吸水」、おにぎり向けの「おにぎり」メニューを新搭載した。「極・低温吸水」は低温環境でお米にじっくり吸水させることで、深い甘みと食感を楽しめるという。
3.5合炊きモデルの本体サイズは25.7×33.2×20.5cm、重さは6.1kg。1回当たりの炊飯時消費電力量は105Wh/回。5.5合炊きモデルの本体サイズは28.2×36.6×21.9cm、重さは約7.4kg。1回当たりの炊飯時消費電力量は156Wh/回。