Ankerから、世界最小うたう「3Dテクスチャ対応UVプリンター」登場 約33万円
2025年5月22日(木)20時43分 ITmedia NEWS
E1は、従来の産業用UVプリンターと比べて約90%の小型化を実現し、サイズは約590×250×407mm、重さは約20kgとなる。コンパクトながら約420×330mmのプリントサイズに対応し、産業用プリンターに劣らないクオリティでの印刷が可能という。解像度は最大1440dpiで、100万色以上のカラーに対応する。
対応素材は紙に加え、ガラスや木材、金属、アクリル、革製品、セラミックなど300種類以上に直接プリントできる。UVインクの層を重ねて硬化させることで、印刷から約3年間経過しても色褪せしにくいという。別売りのアタッチメントを使用すれば、マグカップやタンブラーの側面などの湾曲した面にも印刷が可能だ。
3Dテクスチャ表現では、Anker独自の「Amass3D」を搭載する。専用アプリにJPEGまたはPNG画像をアップロードすると、AIが自動で深度を計測し、最適な凹凸をつけて印刷データに変換する仕組みとなっている。アプリ内では、取り込んだ画像を絵画風やエンボス、立体風など3種類のデザインに変換する機能も提供する。
インクはシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、ホワイト、クリアの6色構成で、専用インクのみ使用可能となる。UVインクカートリッジセットは税込2万9990円で別売りとなる。同製品のUVインクは、米国の第三者機関ULが運営するGREENGUARD認証を取得している。
なお、22日よりKickstarterの配送地域に日本が追加となり、クラウドファンディングでも展開する。