iPhone基本の「き」 第654回 少しだけ賢くなった? Siriの新機能 - Apple Intelligenceの使い方
2025年5月25日(日)11時30分 マイナビニュース
iOS 18.4のアップデートにより、iPhoneでApple Intelligenceの一部機能が利用できるようになりました(*)。Apple Intelligenceは、メールやメモ、カメラといった、日頃から使い慣れたアプリに組み込まれ、いつもの使い勝手をサポートしてくれることが特徴です。
今回は、Apple Intelligenceで部分的に強化されたSiriの機能をご紹介します。とはいえ、急激に成長する他社のAIからするとまだまだ足りない部分が目立ちます。
*対応モデル
iPhone 16シリーズ、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max
○Siriの見た目が変わった
Siriを呼び出し方はこれまでと変わりません。サイドボタンを長押しするか、「Hey Siri」と呼びかけます。Siriが起動すると、画面を囲む光が表示されるようになりました。
○文字入力でSiriを使えるようになった
新たに、ホームバーの2回タップでもSiriが起動するようになりました。これはタイプ入力専用です。話せない場所でSiriを使うなら、こちらが便利です。
ホームバーをタップしてもSiriが起動しない場合は、次の設定を確認しましょう。
○ChatGPTの回答を参照してくれるようになった
実用性を大きく広げてくれたのがこの新機能。SiriにわからないことはChatGPTに情報を送って回答してくれるようになりました。ChatGPTアプリを開くことなく、Siri上でやり取りができます。
○今後の強化に期待する機能
この他、Siriの新機能として次のようなものが紹介されています。まだ改善の余地が大きいものもあります。
○言い淀み・言い直しがカバーされるようになった
○iPhoneの操作について答えてくれるようになった
笠井美史乃 かさいよしの アプリ、サービス、マーケティングなど、IT・ビジネス分野で取材・執筆・編集を行う。マイナビニュースでは2013年開始の連載「iPhone 基本の『き』」をはじめ、iPhone・iPad・Apple WatchなどAppleデバイスのハウツーやレビューを担当。雑誌「Web Designing」「Mac Fan」、その他企業オウンドメディアなどで執筆中。 この著者の記事一覧はこちら