電通ら、バナー自動生成AIツールにクリエイティブ評価機能を搭載へ

5月29日(水)7時39分 マイナビニュース

電通デジタルと電通、データアーティストの3社は5月28日、AIを活用したクリエーティブ評価機能「AIアートディレクター」を、バナー自動生成AIツール「ADVANCED CREATIVE MAKER(アドバンストクリエーティブメーカー)」に搭載し、Ver.1.0として運用を開始したことを発表した。

「ADVANCED CREATIVE MAKER」は、高い鮮度と多様な表現案が大量に求められるバナー広告において、制作時間の短縮ニーズに応えることを目的に開発されたツールで、AIを用いて5秒に1枚のスピードでバナー広告を生成できる。

電通グループでは、同ツールのβ版を2018年5月に開発し、それ以降、AIを活用したCTR予測性能の向上に取り組んできたが、このたび、「AIアートディレクター」を搭載し、Ver.1.0では機能の拡充・高度化に至った。

「AIアートディレクター」は、アートディレクターやデザイナーなどのスペシャリストが持つ、広告効果の高いバナー広告を判断するスキルを数値化し、AIがその傾向を学習することでバナー広告を自動選別する機能。具体的には、ダイレクトレスポンス広告・ブランド広告のどちらに有効な表現かを判断するほか、KPIに応じたバナーの広告効果予測も対応する。また、同機能は、人が制作したバナー表現案についても適用可能だ。

Ver.1.0では、キーワードや業種といった要素を入力すると、1つ目の予測エンジンがパフォーマンスが高いと予想するコピー・画像などの要素の候補を割り出す。コピーは、電通オリジナルのAIコピーライター「AICO(アイコ)」が生成。それらを使って自動生成ツールがバナーのデザインを組み上げていく。

さらに、大量に出来上がったバナーに対し、AIがより精緻にクリック率をシミュレーションし、AIアートディレクターのリコメンドも参考に、効果が高いと予測されるものからランキング表示する。最終的に人の目で出稿案を決定し、必要に応じてデザインを調整し完成となる。

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