折りたたみスマホ、世界市場トップはSamsungからHuaweiへ──Counterpoint調べ

2024年6月3日(月)11時34分 ITmedia Mobile

世界折りたたみスマートフォン出荷市場調査結果(画像:Counterpoint Research)

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 香港に拠点を置く調査会社Counterpoint Researchは5月30日、折りたたみ式スマートフォンの2024年第1四半期(1〜3月)の世界市場調査結果を発表した。
 折りたたみスマートフォン全体の出荷は前年同期比49%増と、過去6四半期で最高の増加率だった(出荷台数はプレスリリースに明示されていない)。
 これまでトップの座を維持してきた韓国Samsung Electronicsを中国Huaweiが抜いて初めて首位に立った。昨年発売のブック型(横開き型)「Mate X5」が好調で、前年同期比257%という大幅な増加率だった。Huaweiは今年4月にはクラムシェル型(縦開き型)の「Pcket 2」も発売した。Mate X5は中国の折りたたみスマホ市場では3四半期連続で首位だった。
 3位の中国HONORと4位のMotorolaは中国以外の市場でも好調だ。HONORのブック型モデル「Magic V2」は、欧州で2024年第1四半期で最も出荷された折りたたみモデルになった。Motorolaの「razr 40」は北米でトップモデルになり、Motorolaは世界市場シェアを8ポイント伸ばして4位につけた。
 また、ブック型とクラムシェル型では、ブック型が55%と人気のタイプが逆転した。
 とはいえ、Samsungは近いうちにクラムシェル型の「Z Flip6」(仮)を発表し、このモデルで首位奪還を目指すとCounterpointはみている。

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