1枚の写真→5秒の動画に “無料”で使える最高水準の動画生成AI「Dream Machine」が話題に

2024年6月14日(金)7時30分 ITmedia NEWS

 AIスタートアップの米Luma Labsは6月12日(現地時間)、動画生成AIサービス「Dream Machine」を発表した。動画の内容を指示するプロンプトと1枚の写真から5秒の動画を生成する。生成スピードは1コマ1秒としており、120コマ(24fpsで5秒)を2分で生成できるとしている。
 高品質な動画生成AIは、米OpenAIの「Sora」や、中国Kuaishouの「Kling」というアプリがすでに発表されているが、Soraはまだ公開されておらず、Klingは利用に中国の電話番号が必要など、利用までのハードルが高かった。Dream Machineは、Googleアカウントさえあれば誰でも利用できる動画生成AIとなる。
 Dream Machineの構築にあたり、米AWSと、同社のNVIDIA H100トレーニング基盤「SageMaker HyperPod」と協力。スケーラブルで効率的かつ、マルチモーダルなトランスフォーマーアーキテクチャを採用し、動画で直接トレーニングされているという。これにより、物理的に正確で一貫性のあるアクション満載のシーンを生成可能としている。
 X(旧Twitter)には生成された動画が複数アップされている。旧来の動画生成AIが苦手としていた人物やキャラクターの見た目の一貫性を保ちつつ、動きの多いシーン描写を実現しており、「カメラワークが大きいのに絵崩れがあまりない」と評価する声も多い。すでにアクセスが集中しており、執筆時点では多くの処理待ち(順番待ち)が発生していた。
 無料プランと有料プランの2種類があり、無料プランは1カ月あたり30回まで生成可能。有料プランは1カ月120回まで生成できるStandardプランが29.99ドル、400回まで生成できるProプランが99.99ドル、2000回まで生成できるPremierプランは499.99ドルとなる。
 Luma Labsは、NeRFやGaussian Splattingに対応した無料の3Dスキャンアプリ「Luma AI」などを手掛けており、2024年1月には、プロンプトから10秒程度で3Dモデルを生成できる「Genie 1.0」をリリースしている。

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