富士フイルムの韓国先端半導体材料の新工場が竣工、12月末より本格始動予定

2024年6月17日(月)10時48分 マイナビニュース

富士フイルムは6月14日、韓国平澤(ピョンテック)市にて2022年12月より建設を進めてきた先端半導体材料の新工場が竣工したことを発表した。本格稼働は、2024年12月末を予定しているという。
新工場は、半導体材料の韓国現地法人であるFUJIFILM Electronic Materials Korea(フジフイルム エレクトロニック マテリアルズ コリア)が主体となって建設を進めてきたもので、イメージセンサー用カラーフィルター材料「COLOR MOSAIC(カラーモザイク)」の生産を担当する。
イメージセンサーは、デジタルカメラやスマートフォンといった従来市場に加え、近年の自動車の自動車のADAS機能や自動運転機能向けの活用や、監視カメラをはじめとするセキュリティ機器、AR/VR機器などといった新興市場での用途拡大が進んでおり、年平均成長率(CAGR)約7%と継続して成長していくことが見込まれている。
そうした市場成長性を踏まえ富士フイルムでは現在、イメージセンサー用カラーフィルター材料を日本の静岡と台湾の新竹で生産しているほか、熊本の半導体生産拠点においても生産設備の導入を進めるなど、生産拠点の拡充を図っているほか、高度な機能性分子技術やナノ分散技術などを生かす形で、可視光領域向けのCOLOR MOSAICのみならず、広範囲な波長領域をターゲットとした製品「Wave Control Mosaic(ウエイブ コントロール モザイク)」の開発と市場導入も促進しており、今回の韓国での新工場建設もそうした生産能力の拡大と現地生産化の取り組みの一環となる。
今回竣工した新工場は今後、最先端の製造設備や品質評価機器の導入が進められ、既存の静岡拠点ならびに台湾の新竹拠点、2025年春稼働予定の熊本拠点などと同様の生産・品質保証体制を構築、BCP(事業継続計画)対応をさらに強化することで、より安定的な供給を実現し、供給責任を果たしていきたいとする。
なお同社は今後、新工場においてほかの先端半導体材料の生産を行うことも検討しており、顧客ニーズにあった製品のタイムリーな市場導入を加速させていくとしている。

マイナビニュース

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