水素エネルギー分野で主導権を握りたい日本、対抗するのは韓国=中国メディア

6月20日(木)22時12分 サーチナ

中国メディアは、日本はG20を機に、水素エネルギー分野で主導権を握りたい考えだとする記事を掲載した。それに韓国が対抗しようとしているという。(イメージ写真提供:123RF)

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 6月28日と29日にG20大阪サミットが開かれる。日本がG20の議長国になるのはこれが初めてで、規模もサミットとしては過去最大になるという。中国メディアの今日頭条は19日、日本はこのG20を機に、水素エネルギー分野で主導権を握りたい考えだとする記事を掲載した。それに韓国が対抗しようとしているという。

 記事は、韓国メディアの報道を引用し、日本は米国・欧州連合(EU)と共に、韓国を除く「水素経済同盟」の構築を推進していると指摘。G20エネルギー・環境関係閣僚会合で、日本の経済産業省、米国エネルギー省、EU欧州委員会エネルギー総局の代表者が会談し、水素エネルギー技術の推進に連携して取り組むための共同宣言を発表したことを紹介した。

 この中に韓国は含まれておらず、日本は水素エネルギー技術の分野において主導権を握りたい考えだが、韓国にも考えがあるようだ。実際、韓国政府は今年1月に「水素経済活性化ロードマップ」を発表している。それによると、水素燃料電池車の生産・販売を累計基準で2040年までに620万台に増やす計画だという。また、現在14カ所の水素ステーションを1200カ所にまで拡大する計画も発表している。

 記事は、日本から排除された形の韓国について、「優秀な技術を持っており、中国とともに発展する必要がある」と主張。韓国の産業通商資源部は、今後世界最大の市場になる可能性を秘めた中国を引き込み、米国とEUが中韓に協力するならば長足の発展が期待できると表明したと伝えた。

 現段階では、日本と韓国は水素エネルギー分野で主導的な立場を巡って対立しているといえそうだが、その争いに中国は入っていないようだ。記事に対して、それを残念に感じるという意見が多く見られた。「中国にあるのは技術ではなく市場で、他国が中国で儲けようとしている」、「中国は10倍も100倍も努力しなければいけない」といったコメントが並んだが、逆に「蚊帳の外にいて良かった」という意見も見られた。

 水素エネルギーは、さまざまな資源からつくることができ、エネルギーとして利用する際に二酸化炭素を出さないという特徴を持った究極のクリーンエネルギーだ。将来性のあるこの分野において、日本の高い技術力が発揮され世界をリードしていくことに期待したい。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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