AppleマップにWeb版が登場、Mac/iPad/Windowsでベータ版が利用可能に
2024年7月25日(木)17時36分 マイナビニュース
○ガイド機能やルート案内も搭載
Web版Appleマップのベータ版へは次のURLでアクセスできる。
Apple Maps: Directions, Guides & Traffic
左のメニューには「Search」、「Guide」、「Directions」の3つのメニューが並んでいる。Searchでは地名や施設名などで検索できるほか、Find Nearbyで付近の店や公園などを簡単に検索できる。
「Guide」はユーザーの現在地や指定した場所に基づいたおすすめスポットを教えてくれるもの。現在は北米、ヨーロッパ、オーストラリアのみがサポートされており、日本の情報ない。また、北米は米国の主要都市とカナダのトロントのみ、ヨーロッパはロンドンとパリのみ、オーストラリアはメルボルンとシドニーのみというように、地域にかなりの偏りがある。
「Directions」はルート案内だが、現時点では徒歩と車の案内のみが提供されており、公共交通機関を使ったルート案内はサポートされていない。
また全体的に英語のみがサポートされており、日本語での表示や検索はできない。上記に加えて、Googleマップのストリートビューに相当する「Look Around」機能など、今後数カ月以内に機能追加が行われる見込みだという。
Web版のAppleマップは現在、macOSおよびiPadのSafariとChrome、WindowsのChromeとEdgeで動作する。残念ながらiPhoneおよびAndroidでは動作しない。使用できる言語やサポートされるブラウザーおよびプラットフォームは、今後拡張される予定とのこと。
Web上での地図検索はすでにGoogleマップが主流となっている。Appleがどのような新機能や戦略を持ってその牙城を崩しにかかるのか、注目したい。