iPad miniレビュー|iPadが欲しくなったらまずminiを検討すべき理由

2019年7月26日(金)10時0分 しむぐらし by BIGLOBE

iPadシリーズは、バリエーションが多いゆえに、どのモデルを選ぶべきか迷ってしまいがち。しかし、持ち運びを意識するのであれば、iPad miniはまず検討したい一台です。

 

ちなみに、同モデルからナンバリングは無くなりましたが、第五世代ゆえに「iPad mini 5」と称されることも多いです。レビューなどでiPad mini 5と記載されていたら、本モデルのことだと理解しておきましょう。

小さいからこそコンテンツビューワーとしての魅力がある

従来から根強い人気を誇るiPad miniシリーズですが、最大の魅力はやはりそのサイズ感でしょう。幅134.8mmの本体は、片手でガシッとホールドしやすく、重量も300g程度(正確にはWi-Fiモデルが300.5g、Wi-Fi+Cellularモデルが308.2g)です。

例えば、マンガやストリーミング動画視聴など、エンタメコンテンツを満喫するときには、ソファやベッドにゴロンと横になりたくなるものですが、iPad miniなら長時間手に持っていても疲れにくいのが嬉しい。YouTubeやAmazon Prime Videoをゴロゴロ見るなら最適です。

 

また、外出するときもコンパクトゆえに気軽に持ち運べます。iPad ProやiPad Airのサイズ感だとPCバッグが欲しくなるところですが、iPad miniならば小洒落たショルダーバッグやサコッシュ、サイドバッグなどにも忍ばせやすい。単純ですが大事なポイントです。ちなみに、ストレージも最大256GBまで用意されているので、コンテンツを大量にダウンロードして持ち運びたいという人のニーズにも対応します。

ディスプレイサイズは7.9インチで、iPadシリーズとしては最小。しかし、解像度は Retina相当で、広色域・True Tone(環境光に合わせ自動で自然な色に調整する機能)にも対応します。コンテンツビューワーとしては不満なく使えるでしょう。

ビジネスシーンにも対応できる性能をもつ

新機能として、特筆すべきはApple Pencil(第一世代)への対応です。さすがに精密なイラストを描画しようとすると7.9インチディスプレイでは窮屈に感じますが、ノートアプリでメモをとるなど、手帳的な使い方をする分には十分でしょう。

 

むしろ片手でホールドできるサイズなので、立ったままメモをとるという場面では、ほかのiPadシリーズよりも扱いやすい。PDFの書類にマークアップ機能で電子サインを加えたり、書類の修正指示を書き込むなどの場面でも活躍します。

また、プロセッサはiPhone XSなどと同じくA12 Bionicを搭載しているので、処理性能は十分高いです。miniと言いつつも、動画や写真編集といった作業もサクサクこなせます。

 

例えば、Adobeの「Lightroom」や「Photoshop Fix」などで本格的なレタッチを行うのも、iPad miniがあれば十分。先述の通りApple Pencilが使えるので、細部の微調整も簡単にできます。

背面カメラは800万画素。HDR撮影にも対応しています。デザイン素材などとして景色を撮影したり、書類をPDFとして保存する人も多いでしょうが、小型ゆえに本体のカメラを扱いやすいというのは、iPad miniならではのメリットとも言えます。

 

ただし、キーボード入力に関しては、iPad AirやiPad Proと異なり、Smart Connector非搭載なので、充電不要で使えるSmart Keyboardの類が使えません。サードパーティ製の互換性のあるキーボードを選んで購入する必要があります。

 

例えば、ワイヤレスならロジクールの「KEYS-TO-GO」などがスリムで携帯しやすいでしょう。また、日々の充電が億劫ならLightning接続に対応したキーボードを選ぶのがおすすめ。

注意したいのは、iPad miniの幅に合わせたキーボードだと手のサイズによってはキーピッチが小さく誤入力が増えること。なるべく家電量販店などで実機を確かめた上で入手すると良いと思います。

ちなみに、WWDC19で発表された2019年秋に提供予定の「iPadOS 13」では、「ファイル」アプリの機能が強化されて、よりPCライクな操作にも対応します。

iPad minのディスプレイサイズだと、Split Viewで2画面を同時に表示するとそれぞれがかなり小さくなってしまうので、メインのパソコンにはならないかもしれません。しかし、それでもサブのノートパソコン代わりに使うならば十分アリだと思います。

海外での通信確保にも一役買うはず

Wi-Fi+CellularモデルでSIMカードをセットすれば、モバイル通信を利用でき、外出先でもスマートフォンのように扱えます。維持費が気になる場合には、格安SIMの低容量のデータ専用プランを契約しておくというのも一つの手です。

 

また、新しいiPad mini(Wi-Fi+Cellularモデル)は、eSIMに対応しました。要するに「設定」アプリ内の操作で、通信プランを購入して利用できるということです。これは、海外出張や旅行といった場面で役立ちます。

一般に、現地の通信手段を確保するには、ECサイトや現地の空港、現地の通信会社などで、プリペイドの通信プランを契約してSIMカードを入手し、それを端末にセットして設定を行うという手間があります。しかし、eSIMならばiPad miniから通信プランを購入し、設定で切り替えるだけで済むのです。

 

先述の通り、iPad miniのサイズ感ならば、海外旅行にも携帯しやすいはず。メールやSNSチェック、現地での情報収集用にお供させるならば、分厚いノートパソコンよりも適任です。また、万が一現地でスマートフォンが故障・紛失してしまったときの予備デバイスとしても、持っていく価値を見出せます。

シリーズ最安ではないけれど

iPad miniの価格は、Wi-Fiモデルの64GBが4万5,800円(税別、以下同)、256GBが6万2,800円。Wi-Fi+Cellularモデルの64GBが6万800円、256GBが7万7,800円となります。

 

9.7インチのiPad(3万7,800円〜)と比べると、若干高いですが、プロセッサの性能や、eSIM対応など、仕様はiPad miniの方が上です。長期間利用する前提で考えるならば、iPad miniを検討した方が、満足度は高くなるでしょう。

 

一方、iPad miniよりは高額になりますが、充電不要なSmart Connecter対応のキーボードを使いたかったり、より大きなサイズのディスプレイに魅力を感じる場合には、iPad AirやiPad Proも同時に検討すべきですので、お忘れなく。

※本記事に記載の内容は、2019年7月時点のものです。

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