電動スクーター「Boosted Rev」レビュー:安全性を重視、電動スクーター界の期待

7月28日(日)18時0分 GIZMODO


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Photo: Raul Marrero(Gizmodo US)

日本でも乗れたらな…。

電動スクーターって乗り心地はサイコーです。ちょっと乗っただけで気分転換になるくらい楽しいし、素早く移動できるし、お手軽。ただ、そのプラス要素だけで目を瞑ることができないほどのリスクがあります。事故が多発しているのはまぎれもない事実。そこで1,600ドル(約17万2000円)の電動スクーター「Boosted Rev」は、今まで以上に安全性を重視。日本ではまだまだ普及していない電動スクーターではありますが、後学のため米Gizmodoのレビューをチェックしてみましょう。

電動スクーターは危ない。毎日のように、電動スクーター関連の事故ニュースを目にしている気がする今日この頃。死亡事故すら起きています。なので、安全性を高めた電動スクーターが発表されるのは当たり前の流れ。Boosted Revは、ブレーキ3つ、大きなハンドル、太いタイヤ、凹凸に強いフレームを兼ね備えた1,600ドルのの電動スクーター。一方で、最高時速24マイル(約38.6km)という速さ(スリルある速さでけっこう怖い)も兼ね備えています。

Boosted Rev


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これはなに?:電動スクーター

価格:1,600ドル

いい:しっかりしていて安定性あり、楽しい

残念:めちゃ重い

乗ってて不安なし!まず最初に言いたいのは、乗っていて不安は感じなかったということ。安定性ばつぐん、しっかりして電動スクーターというよりも、電動自転車を立ち乗りしている感覚。ハンドルは、まさに自転車のそれです。ハンドル右には、スピードを調整できるスロットあり。レビューはニューヨークの街で行ないましたが、安定感あるフレーム、ハンドル、太いタイヤのおかげで、予想よりもはるかに乗り心地よし。デコボコしたニューヨークの街をうまく走ることができました。ただ、道路凹凸の衝撃は感じるので、足をうまいこと使う必要はあり。でも、転びそうになったり、ぶつかりそうになったりすることは一切ありませんでした。

同会社が手がける主要モデルのBoosted Boardでは、正直、こうはいきません。過去にBoostedを2モデルレビューしましたが、その時はお尻を強打。痛い目にあったBoostedの過去モデルとは、今回は一線を画しています。なんでしょう、バランスがとりやすいんですよね。

日常が便利に、盗難の心配も低い1度の充電で最大22マイル(約35km)走行可能。もちろんこれは最大なので、坂がないところでスピード出さなければという場合。Revには、3つのライドモードがあり、それぞれ速度や加速加減が異なります。数日間あれこれ試してみたけっか、個人的に好きだったのはMode 3で、これは最高時速24マイルでます。ニューヨークの街を一日中乗り回し、橋渡ったり、坂登ったり、渋滞にはまったりして過ごしました。走行距離11マイルでバッテリー切れとなりましたが、無事帰宅までもったので十分。

通勤通学での使用を想定している人が多いとは思いますが、僕は近所ウロチョロするのにとても役立ちました。とっても美味しいけど歩いていくにはちょっと遠いサンドイッチ屋さんにも、Revでひとっ飛び。サンドイッチ屋さんでは、歩道のポールとロックして駐車しましたが、盗まれる心配もあまりないように思いました。構造が複雑なので、U字ロック外すのはかなりのプロ盗難犯でも難しいかと。

ただ、ユーザーにはメンテできるように作られているので、バランスは良。レビュー中に修理するような事態は発生しなかったものの、もしあっても特に問題なかったとは思います。僕はもともと自転車乗りで自転車の修理には慣れているというのもありますが。

…重いRevの不便さが際立ったのは、乗っていないとき。重さ46ポンド(約20kg)、乗れないところで持ち上げて運ぶにはかなり重い。折りたためるので、重いだけで持ち運びすることは可能です。スクーター前面にあるスイッチをおして、片手で手軽にハンドルを畳んでしまえば、スーツケースのように持つことができます。重いけど。地下鉄に乗る時の階段の登り降りがツラいくらいには重いけど。


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Photo: Raul Marrero(Gizmodo US)


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Photo: Raul Marrero(Gizmodo US)


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Photo: Raul Marrero(Gizmodo US)


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Photo: Raul Marrero(Gizmodo US)


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Photo: Raul Marrero(Gizmodo US)


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Photo: Raul Marrero(Gizmodo US)


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Photo: Raul Marrero(Gizmodo US)

ブレーキのスムーズさ!Revには3つのブレーキが搭載されています。1つ目は、右のハンドルについているホイールの回生ブレーキ。前に回して加速、後ろに回して減速します(減速時はちょっと充電もできます)。2つ目は、左ハンドルにあるマウンテンバイクにあるようなディスクブレーキ。3つ目は、後輪の上に足でストッパーを押し当てて速度を落とすブレーキ。メインで使うのは、やはり最初の回生ブレーキ。ただ、いざという時を考えるとオプションが多いのは安心です。

Revの魅力は、走っている時はもちろん、止まる時も感じます。これは前モデルのBoosted Baordsにはない感覚。加速するのはスムーズで早いけど、速度を落とすときは遅くて、結局足をこすっちゃうというのが電動スクーターあるあるでした。Revはこれがスムーズ。自然に速度を落としてくれます。たぶんこれは、自転車ぽい作りになっているからじゃないでしょうか。安全面がよく考慮された作りです。


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Photo: Raul Marrero(Gizmodo US)

Revは電動スクーター界の最新モデル。レンタル電動スクーターで知られるBirdも、年内には個人所有に向けて電動スクーターの販売をスタートする予定。Kickstarter出身のUnagiも、電動スクーターの販売を始めています。こちらもレビューで乗って悪くはないのですが、やはりハンドルが小さくオモチャみたいなタイヤでプラスティックのUnagiには、乗っているとどことなく不安感がありました。なので、Revのようながっしりしたモデルは電気スクーター業界では新しい&歓迎されるタイプだと思います。これで人気がでれば、業界全体も安全性をより高め、安定した乗り心地のあるスクーターモデルに取り組んでいくのでは…。他社モデルを見れば見るほど、Revの存在をありがたく感じます。


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Photo: Raul Marrero(Gizmodo US)

1,600ドルは電気スクーターの中でも高額。Unagiなら2台買えてしまいます。電動自転車も買えちゃいます。ニューヨーク地下鉄なら1年ぶん。とはいえ、日々のメイン移動手段費用と思えば、そこまで高い出費ではないとも思いました。楽しいし、他モデルよりもずっと安全。電動スクーターに限らず、スケボーや自転車にも言えることですが、安全性が高いモデルと言っても、ヘルメットはきちんとかぶりましょう。

まとめ・めちゃ楽しい

・安定性ある作りと数種類のブレーキで安全性アップ

・1度の充電での最大走行距離は22マイル(約35km)

・1,600ドルでけっこうなお値段

GIZMODO

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