近づくAndroid 10 Q正式リリース 更新時には銀行系アプリなどに注意が必要

8月3日(土)8時36分 財経新聞

 2019年第3四半期に予定されている、Android 10 Qの正式リリースが近づいている。そんな中、三菱UFJ銀行では、いち早い告知で、10対応アプリへのバージョンアップを呼びかけている。

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 米中貿易摩擦の中、なにかと話題にのぼるHuawei製端末も、最近になってAndroid 9へとバージョンアップが配信され、対応可能端末へのAndroid 9の配信はおおよそ行き渡ってきたと言えよう。一方Googleが、2019年第3四半期に正式版をリリースするとした、最新のAndroid 10 Qも、ベータテストが最終段階へとさしかかり、通例であれば、今月にはまず、Google製端末のPixelシリーズから正式版の配信が開始されると予想されている。

■Android 10の新機能、変更点
 Android 10 Qでは、動作上の変更点として、ジェスチャーによる操作の変更、正式SDKに対応していないインターフェイスの使用制限、システムのバイナリやライブラリのメモリマッピングを実行専用メモリに変更、アプリによるホームディレクトリへの実行パーミッションの削除など、セキュリティ性向上などが大きなものとしてあげられる。

 また、プライバシー保護性能の向上のため、共有外部ストレージへのアクセスに関する制限、デバイスの位置情報についてアプリをフォアグラウンドで使用している場合にのみ許可できる、新しいオプションの追加、バックグラウンドからのアプリを起動するアクティビティの制限、フルカメラメタデータへのアクセスに対する新しい制限などを追加している。

 その上で、ダークモードへの対応、外部ストレージに対するファイル管理への柔軟性追加、カメラアプリの改善、WiーFiの性能向上、折りたたみデバイス対応の盾分割ウィンドウなど、さまざまな新機能が付け加えられている。その中でも注目されるのが、生態認証機能の強化と変更だ。

■生体認証機能の変更による影響と対応
 そんな中、いち早く8月1日に三菱UFJ銀行から、Android 9を搭載し、Android 10へのバージョンアップが可能となった端末に対しての注意喚起が発表された。

 三菱UFJ銀行の発表によれば、Android 9が適用されているスマホやタブレットにおいて、現バージョンの三菱UFJアプリで生体認証機能やワンタイムパスワード機能を利用している場合、Android 10にバージョンアップされると、認証がリセットされる可能性があるというもの。

 生活に深く関わるインターネットバンキングだけに、いったん認証がリセットされた場合、緊急の振込などにすぐに対応できないなどの弊害が起こる可能性もある。

 これに対応するには、同アプリをGoogle Playから現行最新版の8.3.1にアップデートした上で、三菱UFJダイレクトへログインする。こまめにマイアプリのアップデートを確認していれば、すでに最新バージョンが適応されている可能性は高いが、とりあえず対象となる環境のユーザーは自分のアプリのバージョンを確認してみると良いだろう。

 ファイル管理やアプリの権限、生体認証などに関わる変更が目玉の一つとなっているバージョンアップ。三菱UFJアプリを利用中の読者はもちろん、それ以外の銀行系、金融系アプリを利用している場合も、各ベンダーの告知などに十分注意を払う必要がある。

財経新聞

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