「note」にIPアドレスを他者が確認できる不具合、運営が謝罪 名誉毀損などの被害受けたクリエイターには法的措置含めサポート
2020年8月14日(金)13時52分 BIGLOBEニュース編集部
コンテンツ配信サービス「note」を運営するnote社は14日、記事投稿者のIPアドレスがソースコードから確認できる不具合が存在していたことを公表。現在は、該当部分を修正したと説明し、「ご迷惑をおかけして、大変申し訳ありませんでした」と謝罪した。
note社によると、「note」利用者が直近でログインしたIPアドレスが、記事詳細ページのソースコードから確認可能な状態だったという。対象者は、「note」アカウントを保持し、2記事以上投稿したことのある利用者としている。
一般的にIPアドレスは、地域や建物、組織で同一の値が共有されるインターネットでの通信先の情報。このため、「特定個人の住所など個人情報を入手すること」「他のサイトにアクセスした履歴が本人だと断定すること」はできないと説明している。なお、今回の不具合により、名誉毀損などの被害を被ったクリエイターに対しては、「ご本人と連携して法的措置を含めて」サポートするとしている。
【お詫び】
— note株式会社 (@note_corp) August 14, 2020
noteサービスにおいて、記事投稿者のIPアドレスが記事詳細ページのソースコードから確認できてしまう不具合がありました。現在は修正済みです。
なお、一般的なIPアドレスから、個人情報を特定することはできません。
ご迷惑をおかけし大変申しわけありません。https://t.co/dnrp9YRo4p