カメラをかざすと作品に関する情報を表示 - 横浜美術館で実証実験

8月14日(水)8時15分 マイナビニュース

横浜美術館、NTTテクノクロス、NTT東日本、アクアビットスパイラルズは8月5日、横浜美術館で開催中の「横浜美術館コレクション展」において、美術作品にスマートフォンのカメラをかざすことで作品に関する情報を表示するサービスの実証実験を実施すると発表。8月7日に、実証実験の様子をプレスに公開した。

この実験は美術館の来館者に、作品鑑賞をより気軽に楽しんでもらうことを目的として、画像認識AIサービス「かざして案内 for Biz」を活用して、来館者自身のスマートフォンを展示作品にかざすことで作品に関する情報を画面に表示するというもの。

「かざして案内 for Biz」は、案内看板や建物、商品などにスマートフォンをかざすことにより、経路案内や観光の詳細情報などをスマートフォンに設定された言語で表示するNTTが開発したサービス。

実証実験の期間は8月5日〜9月1日。この実験において、美術館などミュージアム系施設における本サービスの有用性や来館者が本サービスを利用する際の操作性を確認する。

NTTテクノクロスは、サービスの提供及びサービスの利用状況把握を、NTT東日本は 横浜美術館で構築済みの「ギガらくWi-Fi」による通信環境の運用をサポートを、アクアビットスパイラルズは、サービスにアクセスするための「スマートプレート」を提供する。

スマートプレートは、QRコード、NFCに対応したクラウドコントロール型の情報配信デバイスで、スマートフォンをかざすと、設定されたデジタルコンテンツを表示する。

NTTテクノクロス エンタープライズ事業部 第二ビジネスユニット エンジニアの末永ありさ氏は、「かざして案内」のメリットについて、「アングルフリー物体検索技術」により、正面、左右の3点の画像だけで立体物を認識・検索できることと、専用アプリでが不要で、ブラウザで利用できる点だと語った。

通常はあらゆる角度から撮影した画像を用意し、それをもとに照合するが、かざして案内の場合、従来の1/10の画像を登録するだけでサービスを開始できるという。

また、美術館で利用する場合のQRコードに対するメリットとして、接近する必要がない、QRコードを展示しないので外観を損なわない、セキュリティ面(別のQRコードに差し替えられて、悪意のあるサイトに誘導されない)があるとした。

今後NTTグループとしては、実証実験を通じて得られた知見をもとに、画像認識AIサービスの普及拡大を進めるとともに、美術館・博物館におけるICT活用を支援するという。

マイナビニュース

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