Snapdragonの13.3型WindowsノートPC「Galaxy Book S」など - Galaxy Unpacked 2019から

8月15日(木)6時0分 マイナビニュース

Samsung Electronicsが米国で開催した新製品発表会「Galaxy Unpacked 2019」の中心となったのは、フラッグシップスマートフォンの「Galaxy Note10」シリーズでした。同時に、Windows PCの「Galaxy Book S」、Androidタブレットの「Galaxy Tab S6」、そしてスマートウォッチの「Galaxy Watch Active 2 Under Armour Edition」が発表されました。

○Galaxy Book S

Galaxy Book Sは、OSにWindows 10を搭載した13.3型ノートPCです。超薄型軽量のボディで、本体サイズはW305.2×D203.2×H6.2〜11.8mm、重さは950gというスペック。最薄部は6.2mmという薄さに、1kgを切る軽さがポイントです。ディスプレイは13.3型フルHD(1,920×1,080ドット)液晶、タッチスクリーンも搭載しています。

プラットフォームとして、QualcommのSnapdragonを採用している点も特徴です。SoCとして7nmプロセスのSnapdragon 8cxを搭載しており、オクタコアのプロセッサは駆動周波数が最大2.84GHz+1.8GHzとなっています。GPUはAdreno 680、ISPはSpectra 390と、スマートフォンと同様のスペックとなっています。

スマートフォンのようにLTEモデムも内蔵しています。ナノSIMスロットを搭載し、LTE Cat.18をサポート。ギガビットクラスのLTE通信が可能で、オールウェイズオンによって常時通信が可能です。連続動画再生時間は23時間と、バッテリー駆動時間も十分なレベル。

メモリが8GBである点とディスプレイの解像度がフルHD止まりなのはやや残念なところですが、価格も999ドルからと比較的お手ごろ。発表されたばかりのスマホ、Galaxy Note10との連携もアピールしており、USBケーブルでつなぐとGalaxy Note10のDeX機能が動作したり、OneDriveやスマホ同期アプリとの連携が紹介されていました。ただ、こうした機能自体はGalaxy Book Sだけの機能というわけではありません。

発表会のGalaxy Unpacked 2019には、米MicrosoftのCEOであるSatya Nadella氏も登場。Samsungとの関係を強化し、「今回はスタートに過ぎず、この提携によって今後より多くのことを実現し、より多くのことを提供する」とアピールしています。

Galaxy Book Sは、ARM版Windows搭載PCとして魅力的な製品に仕上がっており、日本での発売も期待したいところです。

○Galaxy Tab S6

Galaxy Tab S6は、発表会より以前(2019年7月31日)に発表されたものですが、トータルでの「Galaxy」体験を重視する今回の発表会でも改めて紹介されました。

Android 9を搭載した10.5型WQXGA(2,560×1,600ドット)Supar AMOLEDディスプレイのタブレットで、手書き入力用のSペンを搭載している点が特徴です。背面にマグネットで装着するSペンは、それだけで充電も同時に行われます。機能的にはAppleのiPad ProとApple Pencilと似た設計です。

本体サイズは244.5×159.5×5.7mm、重さ420gと軽量かつコンパクトな点がメリットとなります。SペンはGalaxy Note10と互換性があり、Galaxy Notesアプリの手書き文字認識機能など、機能も共通しています。キーボードカバーを装着してPCのように入力することもでき、ペンとキーボードという2つの入力が可能になっています。キーボードのボタン入力からDeXを起動し、PCのようなスタイルで利用することも可能です。

背面のカメラが広角と超広角というデュアルカメラである点もポイント。一方はライブフォーカスにも対応するため、背景ボケを生かした撮影もできます。

SoCはSnapdragon 8150で、メモリは6GB、ストレージは128GB、またはメモリ8GB、ストレージ256GBの2モデルが用意されています。nanoSIMスロットを装備し、LTE Cat.20に対応するため、下り最大2Gbpsという超高速通信にも対応します。

グローバル的にも、高級Androidタブレットはあまり市場規模が大きくないのですが、同社ではほかのGalaxy製品とのシームレスな連携による生産性の高さをアピール。フラッグシップスマートフォン並みの高いスペックで訴求しています。
○Galaxy Watch Active 2 Under Armour Edition

Galaxy Watch Active 2 Under Armour Editionは、スポーツブランドのアンダーアーマーとコラボレーションしたスマートウォッチで、特にランナー向けの製品として位置づけられています。

コーチング機能を備えるほか、フィットネスコミュニティのMapMyRunを利用できるなど、より適切なフィットネスやランを行いたい人に向けた機能を搭載しています。

40mmと44mmのケース径が用意され、ストレスレベルや睡眠品質、コーチングのためのセンサーを内蔵しています。フィットネスでは、振動や音でゴールを教えてくれます。アンダーアーマーのセンサー内蔵シューズ「UAホバー」と接続して、ストライドを測定してより深く自分の走り方を研究できる、としています。

LTEモデルも用意され、時計単体で通話やメッセージ、データの送受信が可能。Spotifyによる音楽再生もサポートしており、完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」との組み合わせも最適としています。スマートフォンのワイヤレスコントロールによって、グループセルフィーのような場合に便利そうです。

WPC準拠のワイヤレス充電に対応。Galaxy Note10を含めた最近のGalaxyシリーズは、スマートフォンの背面からワイヤレス充電が可能になっており、スマートフォンの背面にGalaxy Watch Active 2 Under Armour Editionを置けば、バッテリーを充電することができます。

***

スマホのGalaxy Noteシリーズは、これまでクリエイティビティに関するアピールが多かった製品ですが、今回は、SamsungのIT & Mobile Communicationsの社長兼CEOであるDJ Koh氏が「最もパワフルなモバイルデバイスで、スピードと生産性を提供する」とコメント。MicrosoftのSatya Nadella氏の登壇や同社のプレゼンテーションを踏まえると、より「生産性の向上」を訴求したいようです。

その辺りは、Galaxy Book SやGalaxy Tab S6にも通じるスタンスです。Galaxy Watch Active 2 Under Armour Editionは少し位置づけが異なるかもしれませんが、Galaxyシリーズでのシームレスな連携ということでつながりもあるでしょう。

各種製品群とパートナーシップなどによる、Galaxyシリーズのエコシステムをより強調したのが、今回のUnpackedだったといえそうです。

マイナビニュース

「Galaxy」をもっと詳しく

「Galaxy」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ