Uberのウソ:乗車時にチャージされた1ドル=Safe Ride Feeは意味なかった

8月31日(土)9時25分 GIZMODO


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Image: Pablo Blazquez Dominguez / ゲッティイメージズ

なんだろう、勝手にお通し代とられてたみたいな?

Uberはかつて「Safe Ride Fee」として、UberX乗車時に1ドル(約106円)追加チャージしていたことがありました(現在は廃止)。セーフライドの名の通り、安全面を考えたうえでの必要コストとしてとられていたこの1ドル、実はなーんの意味もなかったようです。ニューヨーク・タイムズ紙記者Mike Isaacが、著書『Super Pumped: The Battle for Uber』の中でUberの嘘を暴いています。

Safe Ride Feeとは、一時期Uberが導入していた利用料。当時のUber公式ブログによれば、サービスの安全性向上のために必要なコストで、ドライバーの身元チェックや車の定期点検、ドライバーに向けた安全講習会、さらにアプリでの安全機能開発や保険に使われていたといいます。通常1ドルですが、地域によっては2ドル50セントなところもあったというSafe Ride Fee。

Uberはこれで5億ドル(約531億円)儲けたとまで言われています。そりゃ儲かったでしょうよと苦々しく思うのは、利用者からチリツモ的に集めた1ドルは安全のために使われることがなかったという証言があるから。Isaac氏が執筆のために取材して回ったところ、元Uber従業員が「あれは詐欺みたいなもんだ」とコメント。そもそもこの本で暴露される以前から、身元チェックや安全対策は不十分で、商業車としての基準に達していないとUberに対してSafe Ride Feeを巡った訴訟も起きたのですけれど。

Uber創業から10年。セクハラ問題、情報漏えい、ドライバーたちのストライキと問題とスキャンダルが尽きません。それでも確実に成長し、常にニュースを騒がし、忘れられることのないUber。ある意味、ドラマティックなヤツってことよね。Isaac氏のUber本読んでみます? 9月発売(英語のみ)です。

Source: NYT

GIZMODO

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